卯ノ木なじょもん騒動記

『なじょもん』は " 津南町農と縄文の体験実習館 " です。我がムラ卯ノ木が騒動する理由は、この『なじょもん』がムラの高台 " 楢の木平 " に建設され、この夏8月1日がオープンだからですよ。卯の木ではこのオープンを盛り立てようとムラをあげてオープニング・イベントに参加しました。年に一度の秋祭りにしかお目見えしない「傘鉾」と「奏楽」が行列し大いに華を添えました。館前広場では婦人会と有志(私も)で焼きスイートコーン、しょーに芋や冷たい飲み物などを販売しました。暑い一日でしたよ。夕方からはグラウンドで卯の木公民館主催の村人160人(くらい?)参加の大祝賀宴会。
 8月1日、こんな風に卯の木んしょは「なじょもん騒動」を楽しんだのでした。
(上の写真)8月14日、オープンから半月が経ち、今は館の周りのヒマワリ畑が満開でとてもきれいです。


8月1日午前9時
 卯の木5班の皆さんとその傘鉾。傘鉾は卯の木全7班に各1基ずつあり、今回はその7基の傘鉾が参加しました。朝9時に「なじょもん」のある楢の木平の坂を上りきったあたりに、それぞれの班の傘鉾が準備されました。
 この写真はぼんさまのお母さんが撮ってくれたものです。

午前10時頃
 まだ行列開始前。津南新聞の恩田さんが取材に来ています。7基の傘鉾が立ち並んでいます。この場から「なじょもん」正面までの200メートル程を行列します。

 奏楽の装束はこの機会に新調しました。装束の費用は、奏楽を行う「うまなみ会」の皆さんが夜な夜な奏楽を奏でながら村中を回り寄付を募ったものです。立派です。

10時30分
 行列開始です。観客も多かった。卯の木関係者が多かったけど。

 「うまなみ会」の奏楽隊。30代から中学生まで幅広い若者達の集まり。春から週2回の練習を重ねてきました。チャンギリの女性二人は高校生ののりこちゃんとみわちゃんです。カタチもきまってますね。

 奏楽隊に先導されて行列する各班の傘鉾7基。傘鉾を持って歩いているのは、「うまなみ会」より一世代上の「七日会」を中心とした卯の木の若衆?です。

 5班の傘鉾を持っているのは巌君(右)と私の申年コンビ。重いし、倒さないようにバランスを取りながら歩くので、もうこのへんでは、けっこうツライんですよ。人目があるから頑張りましたが。

 テープカット。町長を始め関係者のお偉方により行われました。ハサミを渡す女性は旧姓(笑)佐藤さんです。奏楽隊のここでの曲は道中用の「第1楽章」「第2楽章」にかわり、今年猛練習して覚えた「第3楽章」です。シンプルながらおごそかな感じもして、この場に相応しい曲でした。

 「なじょもん」玄関前。火炎型土器の張りぼて?の前にいるのは娘の美春です。

 縄文村に建てられた縄文時代の復元竪穴住居。二階まであり、なかなか立派な家ですよ。中で火をおこして焚いているので、いぶり臭く、その臭いがちょっと懐かしかったね。

 「なじょもん」で真っ先に出迎えてくれるのがこのかかし「縄文仮面2」。これは良いね、伸びやかで自由で、素晴らしい作品ですね。大事に扱って欲しいです。一緒に写っているのは美春とおばあちゃん。

「なじょもん」は津南町農と縄文の体験実習館
 新潟県中魚沼郡津南町下船渡乙835(卯の木地区) TEL 0257-65-5511
 URL 
http://najomon.com Eメール najo@najomon.com