ロスタイムに御用心 第7話
  
6月サッカー ZUKI.ZUKI
 
2002年ワールドカップ開幕! 〜驚愕の1次リーグ篇

 ついに開幕しましたよ!せっかくだからゲームについての感想文を書き連ねたいと思います。6月はサッカー月(zuki)、サッカー好き(zuki)にはたまりませんなあ。

6月14日 日本 2-0 チュニジア (大阪)
 
初勝点、初勝利ときて今日の勝利でついに決勝T進出(ベスト16)だ。この調子ならファイナルまで行けるぞ!って感じさえする。マジにね。落ち着きと高い集中力で、ロシア戦、チュニジア戦と危なげのない堂々とした勝ちっぷりだ。初戦で破られたフラット3も後の2戦では安定。高リスクな高めのラインも危険を伴うオフサイド・トラップもより低リスクな方向に修正されたようだ。特にゲーム前半は慎重すぎると思えるくらいのゲーム運びだが、これでいいのだ。先取点を取られないってことがすごく大事。
 またもドラマはゲーム後半に待っていた。森島、市川を投入。攻撃的な布陣だ。森島はゴール前でスペースを見つける達人。しかも攻守にわたって献身的に動き回る。市川は右サイドのスペシャリスト。しかもヒデと相性がいい。3分、待ち望んだ先取点。スペース達人モリシがゴール前で鮮やかなシュート!日本中歓喜の雄叫び!その後も市川の右クロスにおしいヘッドを放つなど攻撃を活性化。前半には見られなかったサイド攻撃を仕掛ける日本。小野のおしいヘッドもあった。このゲームに勝ってグループを1位突破したい日本。1点じゃまだ心配。あと1点あと1点と願っていたらヒデが決めた。30分、市川の技アリ絶妙右クロスを狙いすましたヘッドでキーパーの足下を抜く。2点目が入りゲームは決まった。終了後友人女史よりメール。「秀にも点入れさせてあげたいな、なんて言っていたら、本当に秀がシュートして・・嬉しいです」う〜ん、ヒデ(英)なんだけどな(^_^;
 コンディションは良いし、なにより上り調子だ。いけるぞ日本!

     韓国 1-0 ポルトガル (インチョン)
 
最愛のチーム、ポルトガルだけど調子が悪かったと言うしかないね。チームの敗戦をベンチで見つめるしかなかった司令塔ルイ・コスタの悔しそうな表情が印象的だった。勝つしかなかった、点を取るしかなかったポルトガルなのに、どうして前半からルイ・コスタをピッチに立たせないんだよ、9人になって1点先取された後だって投入しても良かったのに、あのマリオ顔オリベオラ監督のバカ野郎!
 韓国も日本に続き決勝T進出を決めた。共に最低限のノルマを達成した。素晴らしい!このゲーム、膠着状態の続く見せ場の乏しい内容だった。ただゴールを決めたパク・チソンのシュートは素晴らしかった。アレがなきゃポルトガルだって不調ながらも決勝Tに進めたのにね。


6月12日 スペイン 3-2 南アフリカ (テジョン)
 スカパーと無縁なTV観戦なのでアルゼンチン戦が見られなくて残念。店番をしながらイマイチな内容のイングランドvsナイジェリアを見ていると、同時進行のアルゼンチンvsスウェーデンの点数だけ映し出され、内容はわからないままアルゼンチンの敗退を知ってしまった。フランスに続き両横綱と言われたアルゼンチンまで1次リーグでW杯の舞台から去っていった。バティもクレスポも泣いてたね。こんな時にナンだけど、アルゼンチンって昔から長髪選手が多くてパサレラ監督の時には「長髪禁止令」が出た程でした。無惨な敗退で「頭を丸めて」出直したりして・・・。
 スペインはすでに1次リーグ突破を決めているため先発メンバーを変えてきた。メンディエタ登場。ユーロ2000の時は攻撃の中心だったけどね、ここんところ先発から外れていて不調なのかなと思っていたら、ン?左サイド?まっいいか。キレは戻っていないけどスペインのパス・サッカーに貢献している。FKも見事でした。ラウルは好調を維持しているしシャビは楽しみなプレイヤーだな。図に乗ると無敵艦隊なんだけど、負ける時は根性無しのスペイン。今回こそはファイナルまで登り詰めてくれ!
 TVダイジェスト版で見たパラグアイのFWクエバスが良いね。ドリブルでゴール前に切れ込んでのシュート、FWの鑑です。シビレタ!


6月11日 フランス 0-2 デンマーク 
(インチョン)
 
ニュースで結果を知り「やっぱり」と思い寂しい気持ちになった。2点差をつけて勝てば1次リーグを自力突破できるってことだったが、デンマークのような地力のある試合巧者がそんなに都合良く勝たせてくれるわけがない。案の定フランスの強引な攻撃を3ボランチという守備的布陣でしのぎ、カウンターで得点という理想的なゲーム運びで王者フランスに引導を渡した。負傷の癒えないジダンがピッチに立ち懸命に攻撃をしかけたが・・・。結局0勝0得点というまさかの惨敗でW杯から去ることとなったフランス。敗因は様々なメディアで語られることだろう。僕はベスト・コンディションの強いフランスが見たかった。それぞれのチームとプレイヤーがベストの状態で競い合うW杯であって欲しいという当初の願いは叶わなかった。

6月10日 ポルトガル 4-0 ポーランド 
(チョンジュ)
 
ポルトガルが大差で制したゲームだったけどポルトガル・ファンの僕としては不満の残るゲームだった。まあ豪雨の中というコンディションでは華麗なるパス・サッカーを披露するのは難しいけどね。FWのパウレタがハットトリックと大当たりでチームのムードも上向きだね。初戦まさかの敗退のポルトガル、落とせないゲームの相手がポーランドで良かったよ。フィーゴはやはりキレがないし、前半の早い時間に得点はしたものの、リズムに乗れないポルトガル。後半ルイ・コスタ登場。調子イマイチながらポルトガルのリズムを作り出す。中盤にタメができパスが小気味よく回るようになった。自らも得点したルイ・コスタが、そしてフィーゴが本来の調子を取り戻せばポルトガルの日本上陸という夢が実現するんだけどね。このゲームで嬉しかったのはGKビトール・バイアの安定したプレイとDFの落ち着きある対応だった。次は韓国戦。ハードなゲームになるね。

6月9日 日本 1-0 ロシア 
(横浜)
 
日本が勝った。ラスト5分、全身に力が入り瞬きもできない感じ。神様にも祈ったよ「あ〜このまま日本を勝たせて下さい」。終了のホイッスルは聞こえなかった。ベンチ前で小野と稲本がガッツポーズをとったのを見て、ああ日本が勝ったんだとわかった。川口の怖い顔が印象的だった。
 負けられないゲームだった。CBがフェイスガードを付けた宮本、ちょっと不安も感じた。右サイドに明神、より守りを重視した戦いのなると思った。キックオフ。日本選手の動きの良さが目に付く。素早いプレスと運動量の多さでゲームを支配して行く。何度かアブない場面はあったが日本のリズムでゲームが動いている。ロシア右サイドの攻撃の起点カルピンは小野がしっかりケアしている。ロシアは前半0-0で良しとしてセーブしてるのかなって感じもした。
 後半ロシアが攻勢に転じた。ところがその出鼻を挫くように6分、稲本がゴールを決めた。左サイド中田浩二からのクロスがペナルティエリア中央の柳沢の足下にピタリ!と渡り、ダイレクトでたたいたボールが稲本の足下にピタリ!稲本ノーステップ(だったかな?)で右足シュート!ゴール上隅に決まった!一瞬オフサイドを確認、決まった!またしても稲本。お前のポジションはどこなんだよ〜!
 ヨーロッパの強豪相手に互角以上の戦いを続けるこの日の我らが代表。こんなに頼もしく感じられたのは初めてだ。FW柳沢、鈴木が激しくゴールに向かう、ヒデの渾身の一振りがバーに当たる。ロシアも必死の攻勢に出る。
 後半25分中山登場。鈴木に代わってのマサカ?の登場。トルシエが中山をピッチで使う事は無いだろうと思っていた。でもこの時間で中山って!俺は初めてトルシエを誉めてあげたいと思った。集中が途切れがちなこのキツイ時間帯に中山を入れてチームの士気を鼓舞するとは!さらに小野に代えて服部、疲れの見えた(足がつっていた?)稲本に代えて福西を投入し中盤の支配権を保ち続けた。そして歓喜のW杯初勝利。
 2002年6月9日、日本サッカーに新たな扉が開かれた。


6月8日 ブラジル 4-0 中国 
(ソギポ)
 
このゲームを見ただけじゃブラジルの強さが本物かどうかは判断できないな。やはり中国とはレベルが違うね。噂のトリプルR(ロナウド、リバウド、ロナウジーニョによる攻撃陣)を初めて見たけど、面白いねブラジルっぽくて。攻撃に関してはこの3人で何でもできちゃう感じ。ドリブル突破、スルーパス、クロス、ヘッドに曲芸。王国復活はトリプルRの出来にかかっている。のかな?ボランチのエメルソンが負傷欠場で守りの方は大丈夫なんだろうか。それが心配ではあるが、強くて楽しいブラジル・サッカーで勝ち上がって欲しいね。

6月7日 イングランド 1-0 アルゼンチン 
(札幌)
 
因縁の対決!主審は"黄金バット"のようなコッリーナさん42才(しんじらんな〜い!)サポーターは7対3でイングランドが圧倒的。ベッカムもいるぞ!シメオネもいるぞ!
 ゲーム開始からガップリ四つの総力戦。総力戦ならやはりアルゼンチン有利かと思っていたがイングランド奮闘。各所で激しい局地戦。あっキリ・ゴンサレスが鼻血。ベロンがタイトなマークに苦しんでる。あっオーウェン倒されてPK!キッカーはベッカム。中央右にドスン!イングランド先制!さあ〜守りに入るとイングランド強いぞ。後半に入りベロンがアイマールに、途中バティがクレスポに、キリ・ゴンサレスがクラウディオ・ロペスに交代。W杯南米予選を圧倒的強さで勝ち抜いたアイマール、オルテガ、クレスポ、ロペスのセットが投入されたが、すでに勢いはイングランド。
 イングランドがアルゼンチンを破った。で、このゲームを見ていて感じたのはサッカーのボーダーレス化。ヨーロッパvs南米というスタイルの違いを楽しめたのは過去の事となったようだ。ぼくがアルゼンチンMFベロンを好きじゃないのは彼のプレイがあまりにヨーロッパ・スタイルだと感じるからだ。まあセリエAでキャリアを磨き、マンUでプレイする彼だから当然なんだけど。逆にセリエAで挫折したオルテガのプレイは好きだけどね。あとアイマールには注目したい。イングランドはジェラードを見たかったんだけど、負傷でメンバー外れたんだよね。


6月6日 フランス 0-0 ウルグアイ 
(釜山)
 またもジダン不在のフランス。勝てませんでした。ジダンの代役、今回はパルマで活躍のミクー。初戦がジョルカエフ、共にジダンの代役を果たすことができませんでした。欠かせない選手っているんだね。だってフランス・チーム、ジダンがいなくても凄いメンツなんだよ。FWは3カ国のリーグ得点王のアンリ、トレセゲ、シセ。ボランチに世界一とも言われるヴィエラとプティ、サイドバックがリザラズ、ティラム、CBにデサイー、そしてGKが言わずと知れたバルテス。これだけのメンバーが揃っていればジダンがいなくても勝利間違いなしと思えるよね。ところがリズムが狂っちゃうのか、いつものフランスじゃないんだ。このチームは「ジダンと彼の仲間達」なんだろうな。
 ともに負けられない両チーム、激しい攻防だった。特にフランスは必死の攻勢をかけたんだけど得点できなかった。大会最後となるかもしれない次のゲーム、きっとジダンはピッチに立つだろう。


6月5日 ポルトガル 2-3 アメリカ 
(水原)
 
なんだと〜!?ポルトガルがアメリカに負けた?ニュースで知って大ショック!我が家のTVじゃ見られなかったこのゲーム、敗戦をダイジェスト放映で見て、まったく散々な負けっぷりにショック増大。弱そうな奴らにナメてかかったら、いきなり2発ぶん殴られて呆然としてるスキにもう1発殴られ、アタマにきて我を忘れてノーガードの打ち合いに出て行って2発お返ししたものの、逃げられちゃった。こんな感じかなあ。
 ダイジェスト放映見たときGKがビトール・バイアだったのでアレと思った。やはり彼は不調だったようだ。ユーロ2000の時もイマイチ安定感が無かったので心配してたんだけどね。かつてバルセロナの正GKだった頃のバイアの華のあるプレイを知っているだけに、彼の長い不調(膝のケガ)が悲しい。でも何故彼を使ったんだろうか。もうしかたないけどね。後の2戦に勝つしかないな。


6月4日 日本 2-2 ベルギー 
(埼玉)
 
いや〜シビレタねえ、鈴木のシュート。2点目の稲本のシュートも良かった。俺も会場で喚起の雄叫びをあげたかったぜ!引き分けで勝ち点1は好発進だよ。しかも 0-0 じゃなくて 2-2 でしょ。勝てたかもしれないって言うけど、負けても不思議じゃなかったんだから。ベルギーは強かったよ。シンプルでミスが無い。前線に入ったクサビのボールをしっかりキープし、シュートまで持って行けてたから。日本の前線はまったくキープができなかったからね。一対一で互角以上に戦えたのは中田ヒデだけだったし、制空権もベルギーのものだったし。パスやトラップの正確さでもベルギーが一枚上手。でも日本は善戦していた。常に激しいプレスをかけ続けゴールに向かう姿勢を持ち続けていたね。後半に入って1点先取された後も、まったく怯んでいなかった。闘志を漲らせていたね。それが鈴木の同点、稲本の2点目につながった。小野の不調もあり、組織的に崩してのゴールではなかったけど、この2点は立派だった。課題はやはりフラット・スリーの組織的な戦略的な欠陥だろうな。日本を研究してるチームはすべてココをついて来るよ。ヨーロッパ遠征で気づかされたこの欠陥を何故放置してきたんだろう。
 ともあれ、この勝ち点1は素晴らしい。

   韓国 2-0 ポーランド (釜山)
 
ヒディンク監督になって韓国サッカーは変わったね。以前はフィジカルとスピードだけだと酷評されたり、アジアで勝てても世界で通用しないって言われていた。日本はその韓国にも勝てない時代が長かったんだけど。今の韓国は強い。モダンなサッカーをやるようになったよ。(失礼)スタジアムの観衆をすべて味方に付け、勢いに乗ったサッカーをしていたね。日本のサッカーが窮屈に思えるくらい、韓国サッカーは伸び伸びとプレイしているように見えた。でもこのゲーム、ポーランドが悪すぎた。これに尽きるよ。ヨーロッパの代表とは思えない戦いぶりだった。韓国プレイヤーの中でもJリーグで活躍の黄善洪と柳想鉄が得点を決め、元柏の洪明甫がディフェンスの要として颯爽とプレイしていた姿が嬉しかったね。
 アジア代表のサウジがドイツに8-0の惨敗をきっした後だけに、この日の日本と韓国の奮闘勝利はアジア・サッカーの光明でもあるわけだ。


6月3日 クロアチア 0-1 メキシコ (新潟)
 
生まれて初めてのW杯生観戦!朝9時、仲間達6人で津南を出発、車中で缶ビール4本を飲む、快調。12時ちょっと前に新潟競馬場到着。競馬好きな友人の姉「あ〜馬の匂いがするぅ〜」と、すでに感激。ここからシャトルバスで30分、ついに新潟ビッグスワンに初見参でござる!この華やいだ感じがW杯なんだろうか?以前行ったJリーグ開幕戦やトヨタ・カップと違ったなにやらお祭りムードが漂っている。まあ自国ゲームならまた雰囲気も違うんだろうけど。あちこちにクロアチアとメキシコのサポーターがニコニコと歩いている。メキシコ人サポーターは陽気で賑やかで誰彼と無く話しかけてくる。内気な私は目線を合わせないようにしてましたが。入場はスムーズだった。持ち物チェックと金属探知器?によるチェックがあるんだけどスムーズに流れていました。1時にスタジアム入場。でかい電光掲示板にクロアチアとメキシコの国旗が映し出されている。芝のフィールドが綺麗だ。席はゴール裏1階上段、前方はクロアチア・サポーター・エリアって感じで十日町から来た人達もけっこう混じっている感じ。席を確保したら今度はビールの確保です。はたして場内でビールが販売されているのか?が今回の心配事でしたが(ナサケナイ〜)バドワイザーがありホッとしましたね。一杯500円でした。
 両国入場から国歌演奏。この厳かさは国際マッチならでは、緊張感が心地良い。そして出ましたね!前方クロアチア・サポーター・エリア一帯を覆い尽くす十日町製巨大紅白市松模様フラッグ!!素晴らしい!!!いいねえこの雰囲気。
 そしていよいよ3時半キックオフ。クロアチア・サポーターとして観戦していた私にツライ現実が・・・。ゲームが進むにつれクロアチアの劣勢が明らかに。あの偉大な選手達、シュケル、プロシネツキ、ヤルニ、ボクシッチ、彼等世界に名を轟かせた名手達の影が薄い。やはりピークを過ぎたのかなあとちょっと悲しい。動きにキレが無かったな。逆にメキシコはパス・サッカーが冴えていたね。30〜40メートルのグラウンダーのパスの精度はさすが、長短のパスに合わせ全員がよく動き良いリズムでプレイしていた。PKでリードしてからは、そのパスに呼応してメキシコ人サポーター(大集団、クロアチアより多かったみたい)から " オ〜レ!オ〜レ! " のお馴染みの掛け声が響き、もうこのゲームはメキシコがいただきって感じでした。残念ながらのクロアチア敗北、まだ終わったわけじゃないから、最後までクロアチアの応援はしますよ。
 たいして落胆することもなく夜8時半に津南に帰ってきました。そしてみんなでまた飲み屋に直行。私たちのW杯初見参はこうして無事に終了いたしました。


6月1日 カメルーン 1-1 アイルランド 
(新潟)
 
なかなか来てくれなかったことで中津江村と共に有名になったカメルーン。主将ロイ・キーンが監督とケンカして国に帰ったきりのアイルランド。国内初戦でスタジアムは新潟ビッグスワン。新潟県民盛り上がってますよ。この妻有の地からもバス仕立てで応援に行ったらしいし。僕は店番しながらTV観戦。カメルーン、前半と後半では別のチームみたいだったな。こうゆう戦い方もあるってことですか。アイルランドはどんな時でも頑張るチーム。カメルーンは上手いね、テクニック、身体能力の高さを感じさせる。あと持続する不屈の闘志があればファイナルも夢でないかも?そうそうカメルーンのドイツ人監督シェーファーはまるでライオンみたいだった。
    
ドイツ 8-0 サウジアラビア (札幌)
 
見るに忍びなかった。アジアを代表するチームが無惨に敗れたね。サウジはこのゲームのための準備ができていたんだろうか。

5月31日 フランス 0-1 セネガル 
開幕戦(ソウル)
 もしかしたら・・もしかするぞ〜、と思いながらのTV観戦。初出場セネガルの大金星でしたね。開幕戦てコレがあるから、見るほうも緊張するね。'90イタリア大会開幕戦で前回王者アルゼンチンがカメルーンに敗れたゲームを思い出しました。でもアルゼンチンは決勝まで進みドイツに敗れたんだよね。
 セネガル・チームについての知識は皆無だったのでTV解説で知ったのだけど、先発陣全員がフランス・リーグに所属だそうだ。ある意味での" フランス代表 " でもあるわけだ。逆にフランス先発陣でフランス・リーグで戦っているのはDFのルバフだけ。そしてそのルバフがイマイチ不調だってのをセネガルは知っていたはず。ルバフを狙えってのがあったかもね。ルバフがスピード負けしたのがきっかけで得点されたわけだし。
 セネガルは挑戦者の鑑だった。フランスはジダンがいなかった。そしてセネガルが勝った。セネガルの得点後のパフォーマンスがイカシテたね。祝祭空間が出現し音楽が聞こえてきた気がしたよ。ユッスー・ンドゥールの名曲「ザ・ライオン」はセネガル代表チームに捧げられた曲だった。ゲーム終了後その曲を聴いていたら爽快な気分になった。

  第1話 ファンタジスタのリベンジ
  
第2話 EURO2000 激しいイントロ・・・1次リーグ篇
  
第3話 EURO2000 怒濤のトーナメント・・・決勝トーナメント篇
  
第4話 EURO2000 そして官能のクライマックス・・・ファイナル篇
  
第5話 2002WORLD CUP 勝ち上がり予想
  
第6話 W杯日本代表決定!ゴールデン・エイジの飛翔 

 月下の遊群CONTENTS
 音盤 BAN BAN  酔んぐしなくちゃ意味ないね While My Guitar Gently Weeps