5月31日 くもり/雨/くもり  体調・ふつう

 なんかもう梅雨って感じ。
Motown V.A「Hitsville U.S.A.-one 」
う〜ん'60年代のマーヴィン・ゲイもいいね。ワイルドにシャウトしてるし、やはり若さみなぎっていて気持ち良い。" スタボン・カインド・オブ・フェロー " や " プライド・アンド・ジョイ " 聴いていると元気がでるよ。それと若さじゃ負けない12才!(リトル)スティーヴィー・ワンダーが凄すぎる。 " フィンガー・ティップス Pt.2 " このヴォーカル!このハーモニカ!まさに天才! 次のマーサ&ザ・ヴァンデラスの " ヒート・ウェイヴ " のごきげんなシャッフル・ビートに乗せた歌いっぷりが爽快。マーサ達では他に必殺 " ダンシング・イン・ザ・ストリート " に心躍りますよ。ラストはマーヴィン・ゲイが甘くメロウに " ハウ・スイート・イット・イズ " 。う〜ん、カッコよすぎる!


 5月30日 晴れ/雨/くもり  体調・ふつう

 今日も娘を助手に障子貼りです。もちろん店の仕事をしながらの障子貼りですが。娘はリンゴ病なのに元気いいです。俺も体調良好です。
Motown V.A「Hitsville U.S.A.-one 」
その昔に買ったモータウン4枚組BOXの1枚目。リリース順に編集されているのか、トップが'59年バレット・ストロング " マネー " 次がミラクルズの初ヒット曲'60年の " ショップ・アラウンド " 、ラストが'64年マーヴィン・ゲイ " ハウ・スイート・イット・イズ " となっています。良いですねえやっぱり。一日中聴いてましたよ。時間がないので明日につづく。


 5月29日 晴れ  体調・ふつう、まだ喉が痛い

 今日は娘を助手に障子貼りです。ファンタを美味しそうに飲んでいるので(甘い飲料は週に1回と決めています)いい飲みっぷりだねと言ったら、「ファンタはわたしのお酒だから」だってさ。納得納得(笑)。ただしお父さんのお酒は毎日なんだけどね (^_^;
日本の伝統音楽〜巨匠の至芸-五「清元 」
先に聴いた長唄も常磐津もこの清元も、もともと歌舞伎の音楽として発達したのだそうです。これらは浄瑠璃とも呼ばれているんですね。ここでは清元志寿太夫さんとその一門による演奏が収められています。長唄は杵屋さんだし、常磐津は常磐津さんだし、清元は清元さんだし、それぞれ家元として芸を継承しているわけですね。ふ〜ん。しかし、日本の歌なのに聴いていても歌詞がよくわからない。きっと俺の勉強が足りないに違いないとしよう。なんとなく情緒は伝わるんだけど。歌い方というか声の(喉の)使い方に芸を感じます。三味線がじつに良いです。流行りの津軽三味線より、ずっと繊細な響きで、この間合いがじつに粋ですよ。演目は " 三千歳 " と" 三社祭 " です。この演目名は通称なんだそうで、 " 三千歳(みちとせ) " の本名題は「忍逢春雪解(しのびあうはるのゆきどけ)」です。いやあなんとも良い風情です。常磐津 " 将門 " の本名題は「忍夜恋曲者(しのびよるこいはくせもの)」。ね、良いでしょう。


 5月28日 晴れ  体調・ふつう、のどがいたい、鼻水もでるでる

 昨夜からのどが痛い。鼻水もでるぞ。どうも娘の風邪がうつったみたいだ。今小学校から連絡があり、娘はホッペが赤くなるリンゴ(ホッペ)病らしいです。元気になってほっとしてたのに。
Blind Blake & Blind Lemon Jefferson
     「Original Blues Guitar Heroes」
これは雑誌の付録CDなんです。P-VINEが出版しているブルース誌に付いていたやつですが、内容は凄く良いんです。さすがP-VINEですね。ブルース界の大物二人ですから俺もそれぞれ単独CDを持っているけど、こうしてカップリングされ選曲も良いのでちょっと聴きたい時には嬉しい音盤です。ラグタイム・ギターの神様ブラインド・ブレイクですが、俺はこのリキまない歌い方がけっこう好きですね。右手親指から弾き出されるシンコペート・ベースラインの凄さは言うまでもないことで、ここでは更にピアノやクラリネット、スライド・ホイッスルとの共演が楽しめます。ブラインド・レモン・ジェファーソンと言えばテキサスの荒野に響き渡るフィールド・ハラーを思わせる強烈なヴォーカルとドス黒いモーン(うめき声)とそれに絡む唯我独尊ギターが好きです。レモンのギターは、スライドの時はアーシーな響き、フィンガー弾きではリズミカルなラグタイムにも似た達者なプレイを披露しています。
 鼻水がひどくなってきたので、このへんで。


 5月27日 晴れ  体調・ふつう

 さすがにファンヒーターが目障りになってきたので片づけた。学年PTAのお知らせ作りもした。Macと Photoshop で作るんですよ。楽しかった。
Sarah Jane Morris「August」
新盤ではありません。凄く気に入ってるんで時折聴きたくなります。選曲の良さとマーク・リーボウに惹かれて買った音盤ですが、聴き返すうちに彼女の歌声の逞しさに魅せられてしまいました。ああ今日も忙しかった(お金にならない忙しさだけどサ)。このへんで。


 5月26日 晴れ  体調・ふつう

 昨夜はPTAの役員会でビーズ作りってのをやってみました。初級者コースの携帯ストラップをビーズで作ったんですが、こちとら手先は器用なつもりなれど目が悪いから小さな穴が見えづらく四苦八苦。でもきちんとできあがりましたよ。まあ初級者コースですから。
日本の伝統音楽〜巨匠の至芸-四「常磐津 」
常磐津のお師匠さんてのが登場しますよね落語や時代劇に。艶っぽい女性お師匠さんが。たしかに三味線の音色といい唄い語りといい江戸の粋ってのを感じます。ここでは常磐津千東勢太夫ほかの浄瑠璃と三味線による " 乗合船 "" 将門 " が収録されています。こうした三味線の" 間 " が絶妙だと思うんだけど、邦楽を演じる人達のリズム感(間の感覚かな?)ていうのは、幼い頃より教え込まれ醸成されたもんでしょうかね。高度に洗練されたものを感じます。キリリっと。昨日の「長唄」を聴いている時にも思ったんだけど、こんな音楽をサイバー・パンク・アニメで使うのも面白いかもね。


 5月25日 晴れ  体調・ふつう

 このところサボりぎみ。新盤買ってないしなあ。昨夜と今夜はPTAの役員会だし。今朝は娘を病院へ連れていったりで、まあ探せば日記をサボる理由くらいどこにでも転がっているね。
日本の伝統音楽〜巨匠の至芸-三「長唄 」
金欠で新盤が買えない時はご存じ " 隠匿BOX物 " を小出しにしていきましょう。このBOXは凄いですよ。桐箱に入ってますからね。国宝級の人達の芸を集めたBOXだから桐箱も当然ですよ。俺は邦楽にはまったく詳しくないんだけど、聴くのは大好きです。以前ここで紹介した新内の岡本文弥さんにはハマリまくったもんね。この「長唄」もいいんだなあ。" 勧進帳 "" 越後獅子 " を杵屋六左右衛門(十四世)さんとその一門(って言うのかな?)の演奏で楽しめます。とりあえず知識はないんだけど、楽しんで聴くんですよ(笑)。♪旅の衣は篠懸(すずかけ)の〜♪なんて一緒に唄ってみるのも楽しいかな。店に人がいない時にね。ああ時間がない。今日はこのへんで。


 5月23日 晴れ/くもり/雨  体調・ふつう

 昨日は小学校の運動会でした。1日中つっ立っていました。(それほどじゃあないかな)おかげで疲れました。筋肉痛です。情けないです。歳を感じます。「決勝係」という役員をしました。ゴール・テープを持ってるアノ役です。ゴールに駆け込んで来る子供達を見ているのは楽しかったですよ。夜のTVは小泉訪朝一色って感じでしたね。若い頃からTVに出たり目立つことが大好きな小泉君ですがねえ、今回の訪朝はほんとサプライズだわ!どうしてなんのために行って来たの!?がサプライズですねん。一国の首相の外交として軽率だったんじゃないのかな。情けないのは社民党と共産党の反応だな。あんたら長年北朝鮮という国と付き合いを持ち、その政府とのパイプも持っていながら今までナニシテタンダ!!! と、怒りをおぼえましたワ。
Norah Jones「Feels Like Home 」
こんな日はこんな感じの音楽を聴いてます。いっけん低刺激でボケ〜っと聴いてるんだけど、チクチクといいツボを刺激してくる、そんなアルバムですね。ギター弾きの人達、さりげなく良いプレイしてるんだよね〜。


 5月21日 くもり/晴れ  体調・ふつう

 今読んでるのが『蜂起には至らず〜新左翼死人列伝』(小嵐九八郎著)。樺美智子さん、よど号ハイジャック事件、連合赤軍、中核派vs革マル派、浅間山荘事件、東アジア反日武装戦線、三里塚闘争、山谷・釜ヶ崎闘争など'60〜'70年代に起こった新左翼系の闘争とそれに伴う死者達の話だ。登場する死者達の多くは十代後半から二十代の若者達だった。俺にとって'70年が中三で'76年が二十歳だったから、これらの出来事を憶えているし、かなりショックを受けた事件もあった。あらためて思うに、あの頃の若者の多くが政治的であったわけじゃない、けど社会への関心は高かったはずだ、今よりは。あれから30年あまり、豊かになった労働者は政治への関心を失い、若者や学生は社会への関心すら失っているんじゃないか?俺も含めてそう言えそうなのが情けないが。
友部正人「何かを思いつくのを待っている 」
またまた友部さんを聴いています。手紙でライヴのお願いをしたら、秋頃には行けそうとのこと。武川さんとマツさんもご一緒にとお願いしたいけどねえ・・。お金がなあ。月賦とか・・。


 5月20日 雨/くもり  体調・ふつう

 今朝は体調よろし。心配は台風だな。土曜に小学校の運動会だからな。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC8「With はっぴいえんど〜バッキング音源集」
あらためて、遠藤賢司、高田渡、加川良、友部正人、小坂忠、かねのぶさちこ、布谷文夫、大瀧詠一、岡林信康。'70年から'72年の、若く個性的で強かな面々。はっぴいえんどによる演奏ですが、まだこの頃のバッキング・アプローチはアメリカン・ロック的ですね。というか当時アメリカで流行っていたシンガー・ソングライター系(便宜上)のサウンドを演奏できる日本人は彼等位しかいなかったという事なんじゃないかな。" 夜汽車のブルース "" 自転車にのって "" ゼニの効用力について "" まちは裸ですわりこんでいる "" ありがとう"" 時にまかせて "" など馴染みの名曲が多い中、やはり衝撃的なのは'70年全日本フォーク・ジャンボリーの映像による" 私達の望むものは " ですね。記録映画「だからここへきた」からのシーンでビデオも持ってるけど、久しぶりに見たら熱いものを感じてしまった。岡林にはカリスマ的なものがあったね。歌を煽るはっぴいえんどの演奏も力強いし。俺もこの場に居たかったと強く思いますね。やはり「その時代」ってあるんだよ。五つ年上のアニキ世代が羨ましかったりしますなあ。


 5月19日 くもり  体調・ふつう、寝不足と二日酔い

 案の定二日酔い。それなのに忙しいぞ。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC8「With はっぴいえんど〜バッキング音源集」
遠藤賢司、高田渡、加川良、友部正人、小坂忠、かねのぶさちこ、布谷文夫、大瀧詠一、岡林信康といった錚々たる面々によるお楽しみ盤であります。岡林の " 自由への長い旅 "" だからここに来た " は久しぶりに聴いたけど、まさにディラン&ザ・バンドって感じです。相性が良かったんですよ。岡林&はっぴいえんど。やはり岡林信康は良いね。今どうしてるんでしょ?十日町に歌いに来てくれた時にはコンサートのスタッフやりましたからねえ。
 明日につづく。


 5月18日 晴れ/くもり  体調・ふつう

 午後から小売酒販組合の総会です。会場はグリンピア津南。受付その他手伝いがあるようなのでこれから出かけます。
菊池成孔 featuring 岩澤瞳「普通の恋」
なんでもできるんですね菊池さん。今回はポップス・シンガーですね。すかした歌い方が楽しいしエレクトリックを駆使したきらびやかなポップ・サウンドも良くできてます。才能あるんですね。


 5月17日 雨  体調・ふつう

 今日も雨ですねえ。ジメジメしてきますねえ。カラッと晴れないかなあ。
Sylvie Vartan「The Best Of Sylvie Vartan」
シルビー・バルタンは良いなあ。あのフランス語独特のちょっと巻き舌っぽい歌い方が耳をくすぐります。デビュー当時のキュートな感じ、'70年頃の力強く自信に充ちた歌い方のどちらも好きですね。シャンソン・イエ・イエとか呼ばれてたんですね、新しいシャンソンってことで。簡単に言えばアメリカナイズされたシャンソンてことかな。曲や演奏に当時のアメリカン・ポップス、R&R、カントリーなどの影響が大なんです。そんなポップス・サウンドにフランス娘がイエ・イエとフランスの香りをふりかけると、あ〜ら見事なフレンチ・ポップスとあいなるわけですね。" アイドルを探せ "" あなたのとりこ "" 悲しみの兵士 "" 哀しみのシンフォニー "" 恋はみずいろ " など、日本でもヒットしたり有名だったりする曲がたくさんあるんですよ。懐かしいけど、今聴いていても新鮮な感じです。嬉しいな。


 5月16日 雨  体調・ふつう

 今度の火曜日にネクタイしめて受付なのでジャケットやスラックス(パンツと言わなきゃハズカシイのかな?)を探していたら、シャツの良い感じのものがないことに気づいた。冠婚葬祭以外でスーツとか着ることは皆無なので、カジュアル(笑)なシャツを持ってないんですよ。白いシャツしかなくて、初夏って感じの爽やかなシャツを買いに出かけました。紳士服のお店でいろんなやつを見たんだけど、考えてみたら俺の身体が爽やかさからほど遠く(好みのデザインとピッタリ・サイズが一致せず)、しかたないから無難なブルーのボタンダウンのシャツを買ったとさ。
Gigliola Cinquetti「The Best Of Gigliola Cinquetti」
ジリオラ・チンクェッティです。 " 雨 " ですね、" つばめのように " ですね、" サンレモ音楽祭 " に " ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト " ですね。思い出します中学生の頃ですよ。曲がヒットして人気がありました。俺もシングル盤持ってますよ。同じ頃シルビー・バルタンとかフランスの女性シンガーも人気がありましたね。明日はシルビー・バルタンでも聴いてみようかな。


 5月14-15日 雨/くもり/晴れ  体調・ふつう

 車庫にはツバメが、家の軒下の廃棄した冷蔵庫の上の木箱にはハクセキレイが巣をかけていますよ。物干しテラスにはハチが巣作りを始めたので撃退しましたぜ。夏がくればジョロウグモが巣をかけるしな。昨夜はPTAの役員会で初めて小学校の校長室に入った。昔の校長室にはもっと威厳があった憶えがある。今の新しい校舎では壁はクロス張りで床は絨毯だからな。使い込まれた黒光りする木材の重厚さにはかなわないよね。
友部正人「何かを思いつくのを待っている 」
ステージ一発録りでライヴ録音に近い感じなせいか、音の混ざり具合の曖昧さの程度が絶妙で良い感じです。さすが吉野金次でしょうかね。もちろん去年の鎌倉以来のメンバーなのでバンドとしての充実ぶりも感じられます。特にヴァイオリン、トランペット、マンドリンを奏でる武川さんと、ピアノ、アコーディオン、ピアニカを弾いているロケット・マツさんの名脇役ぶりが印象的です。友部さんの曲も良い曲が揃っています。その眼差しの確かさが感じられる穏やかで誠実な歌の数々。" ぼくらは同時に存在している ""ニセブルース " が最初聴いた時に印象に残った。友部さんの歌とはこの先も長いつき合いになるだろうから、このアルバムの歌達とも末永くつき合って行きたいね。" 相合傘 " は朗読ですが、あらためて友部さんの朗読は声は風情が感じられて良いです。もっとTVCMとかでも聴いてみたいものです。


 5月13日 くもり/雨/くもり  体調・ふつう

 まだ居間にはコタツがあります。スイッチを入れることはあまりないんだけど、まだ片づけるわけにもいきません。冬のセーターは今朝洗濯して干しました。Tシャツ1枚で仕事をしています。
友部正人「何かを思いつくのを待っている 」
友部さんの新譜が届きました。去年1月にデビュー30周年記念ライヴをおこなった鎌倉芸術館のステージでレコーディング。メンバーはその時に参加していたロケット・マツ、武川雅寛、横澤龍太郎。録音エンジニアは吉野金次。良〜いメンバーですねえ。毎度ながらユミさんの写真がいいですよ。冬のニューヨークですねきっと。毛糸のワッチキャップを被った友部さんの表情もいいし。ほんとは凄く寒かったんじゃないですか?
 では、明日につづく。


 5月12日 晴れ  体調・ふつう

 晴れた。風が強かった。清津橋を軽の箱バンで走ってたら風で飛ばされそうになった。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC2「風街ろまん」
今でこそ日本ロックを代表する名盤と呼ばれているけど、発表された'71年当時はまったくのマイナーな存在でした。知る人ぞ知るって感じではありましたが。ちょうど高校生の頃、ラジオで " 風をあつめて " を聴いた時は、あっカッコイイ!って思ったね。サウンドはジェイムス・テイラーだなってピンと来たよ。詞もハッとするほどカッコよかった。♪起きぬけの路面電車が 海を渡るのが見えたんです それでぼくも 風をあつめて〜蒼空を翔たいんです 蒼空を〜♪それまでの日本の歌の詞にはなかった新鮮な感じを受けました。それからこの曲、ドラムが抜群にスマート!松本隆のドラムはジェントルで大好きだな。
 '70年代アタマ頃の日本ロックとロック・ファン(存在としては少数派)の主流は圧倒的にハード・ロックだったわけで、あとに続くのがプログレでね。ツェッペリン、パープルが大主流でピンク・フロイド、キング・クリムゾンだって(あの"〜宮殿"が、ってことだけど)人気があったね。そんな頃、バッファロー・スプリングフィールドだ、モビー・グレープだ、ザ・バンドだと、影響されたグループを口にしていた彼等はやっぱり異色だったし、だから'72年頃からアメリカン・ロックにシフトしていた(もちろんブルースやソウルにも)俺の興味も惹いたわけですよ。CSN&Yにはまっていた頃で、アコギを交えてロックをやるってことに新鮮さとカッコヨサを感じてたんですね。ペダル・スティールが鳴ったりね。
 それから彼等が凄いと感じたのは、その後の彼等の活躍でもわかるとおり、リズムに対する旺盛な意欲です。それゆえ既成のロックに囚われず、そこからはみ出すことに違和感なく活動できたのだと思いますね。パターンとスタイルを死守するあまり保守化し自家中毒に陥ったハード・ロックの人達が多かったからね。
 あらためて「風街ろまん」を聴いていて、細野の充実が耳につきます。ここではコレだ!というひとつの確信が感じられます。また初登場の鈴木茂曲" 花いちもんめ " が良いんですよ。すでに茂くん節が完成しています(" 花いちもんめ "ってこれも永島慎二にあったな)。大瀧はすでにファースト・ソロ・アルバムに取りかかっていたにもかかわらず、このはっぴいえんどのアルバムにも充実の曲を提供しています。そして「風街ろまん」に通底しているコンセプトは松本隆の詞から発しているんですね。


 5月11日 雨/曇り/雨  体調・ふつう

 天気わるいなあ。寒いし。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC1「はっぴいえんど」
通称「ゆでめん」ですね。'70年のデビュー・アルバム。今聴いてもやっぱり良いね。特に " 春よ来い "" かくれんぼ "" 12月の雨の日 " は日本ロック史に残る名曲に認定します(俺的に)。細野もこのBOXブックレットのインタビューで上記3曲以外はなくてもよかったな、と冗談めいて言ってますしね。若さと意気込みから来る過剰さみたいなものが凄く良いんですよ。茂君のファズ・ギター、大瀧のハードな歌いっぷり、細野のバウンドするベース、松本の詞は " 日本語ロック " 有効性を宣言しているし、彼のドラムは ハード・ロックと違ったスタイルのかっこいいロック・ドラムを披露しているしね。" 春よ来い " が永島慎二の漫画に影響を受けて書かれたってことは有名ですね。俺が永島慎二の漫画を読み、『ガロ』を読み、はっぴいえんどをLPとして聴いたのは'73年になってからなんですよ。ちょっとズレてるんですよ、後追いってことですね。これが今ではちょっと悔しいな。'70年頃は英米ロックにはまり始めた時期だったから、日本のロックまで手が回らなかったんだよね。CSN&Yとかね。ツェッペリン、クリーム、BS&T、CCRなんかに熱くなっていたからね。嗚呼遠い昔だねえ。


 5月9-10日 雨/曇り/雨  体調・ふつう

 8日夜に飲み会があってちょっと二日酔い。「母の日」祖母ちゃんには草履を贈りました。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC3「HAPPY END」DISC5「THE HAPPY END」
「HAPPY END」は'73年リリースされた彼等のサード・アルバム。「THE HAPPY END」は'85年にリリース、同年に開催された音楽イヴェントのために一時的に再結成された時のライヴ・アルバム。
 先ずは「THE HAPPY END」。'85年といえば細野はYMO後で大瀧はロンバケ後、松本は超売れっ子作詞家で茂君は先の3人には及ばないもののアレンジャー&ギタリストとして着実に活動していた時期。つまり彼等は成功者となっていたわけで、このライヴには余裕や風格といったものを感じてしまうね。" 十二月の雨の日 ""風をあつめて "" 花いちもんめ "" さよならアメリカ、さよならニッポン "というお馴染みの4曲を'80年型サウンドで演奏しています。初めて聴いたんだけど好きですねこれは。
 「HAPPY END」はラスト・アルバムと言えるものですね。細野も大瀧も自身のソロ・アルバムに重心を移しているし、松本はよくわかんないけど、だから茂君の頑張りは感じられるアルバムなんですね。前2作にあった独特の情緒(ガロ的)はなくなり、サウンドもやけに乾いています。アメリカ録音ですから(笑)。" 氷雨月のスケッチ "" 田舎道 " は良く聴いていた好きな曲です。細野のベースがファンキーに弾んでますね。ローウェル・ジョージ、ビル・ペイン、ヴァン・ダイク・パークス達が参加したLA録音として有名なアルバムですが、どうせ最後だからLAにでも行って作ろうかって、なんかそれだけの感じがしますね。出来が悪いわけじゃないけど。


 5月8日 晴れ  体調・ふつう

 明日は「母の日」だと娘に教えられた。俺、お祖母ちゃんになんでも用意していないな。どーしよ。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC4「ライヴ!! はっぴいえんど」
これはLPで持ってるね。'74年リリースされた'73.9.21のライヴが収められたやつですね。このライヴの頃って、バンドは解散してたかまあ活動は停止状態だったはずで、大瀧はナイアガラだし、細野はキャラメル・ママだしね。でもバンドとしての出来が悪いかと言えば、そんなことないわけで、俺はここでのはっぴいえんどの演奏は好きなんですよ。初期の頃に比べるとよりタイトでファンキーだし。LPの時より音のバランスが良くなってる感じ。大瀧詠一&ココナツバンクの演奏では、当時流行っていた三ツ矢サイダーCMをやっていて、コーラスにシュガー・ベイブが参加してるんだよね。それからピアノで鈴木慶一が準メンバーとして参加してます。何故かバンドを引き連れ参加してる西岡恭蔵がいい味だしてます。


 5月7日 くもり  体調・ふつう

 朝、家の裏の代掻きの終わった田んぼにシロサギが5羽きていましたよ。一斉に羽を広げて飛び立つ姿は、新緑のブナ林を背景にとてもきれいでした。
はっぴいえんど「HAPPY END BOX 」
 
DISC6-7「はっぴいえんどライヴ・ヒストリー〜レアリティーズvol.1-2」
荒井由実とはっぴいえんどのBOXを買ってしまったので新盤を買うお金がなくなりました(涙)。はっぴいえんど!もちろん大好きですとも。さっそく聴いたことのないレアものライヴを聴いています。'70年ヴァレンタイン・ブルー時代から'72年までのライヴ音源が収録されています。BOX付録ブックレットの序文で細野と大瀧が同じ感想を書いていて面白いよ。曰く「俺達ってライヴでも上手かったじゃん」てな感じで。なぜ彼等がこんなことにわざわざ言及してるのかと言うと、当時はっぴいえんどはライヴがヘタだと定評があったからなんですね。俺はそのライヴに接したことがなかったから、そうなのかなって思ってました。しかしこれを聴くと、彼等はライヴでも上手かったんだと納得。当時はPAなんてものがとても貧弱でロック・バンドはどこでも苦労したんですよ。だから彼等もPAに泣かされたってことなんでしょうね。彼等のサウンドって俺の中ではアメリカン・ロックってイメージが強いんだけど、ここでの茂君(と呼んでみたかったので)のギターはけっこうハードロックです。松本隆のドラムにしろ、細野晴臣のベースにしろ、当時の日本でこのサウンドは画期的だったはず。日本語詞でロックを意識させることに格闘していた希有なバンドだったんだよね。俺達のバンド(サンセット・レビュー)もレパートリーにしていた「びんぼう」が懐かしいネエ。


 5月6日 晴れ  体調・ふつう

 今日は娘の先生が家庭訪問にいらっしゃいました。おかげで居間がきれいになりました(笑)。
浜田真理子LIVE〜あなたと夜と音楽と〜
 
5月4日 東京吉祥寺 スターパインズ・カフェ
初めてのライヴ・スペース。想像していたより狭かった。土蔵の中って感じで、地下なんだけど降りていって入った所が2階席でした。タマちゃんと一緒に遅れて入場したので1階にはすでに席はなく、2階席最前列でPAスピーカーの横という場所に陣取りました。当然ステージを見ても向かって右側しか見えず、ピアノは左側に・・・ああこれじゃあ浜田真理子が見えないじゃん。てな感じ。でも、歌声とピアノを聴くことができれば満足です、と自分に言い聞かす。
 ステージはこの夜の共演者ロンサム・ストリングスからスタート。バンジョー、コンバス、スティール・ギター、ギターという4人編成の所謂ストリングス・バンド。アメリカ'20〜'30年代のストリングス・バンドに影響を受けたらしいので、オールド・タイミーな演奏かと思いきや、まったくその影響に縛られていないオープンな音楽でした。ラウンジーな感じもする面白いバンドです。バンジョーの原さんはパスカルズのメンバーですね。
 そして今宵の歌姫浜田真理子登場。思わず身を乗り出す。ああ右腕と右足しか見えないぞ。もう音が聴こえればいいやってあきらめて音だけに耳を澄ませましたよ。最初の曲 " 再会の夜 " が聴こえた時に、ああやはり彼女の歌声は素晴らしい!と、この場に居ることを感謝しました。その後に歌われたのは〜Fruitless Love、四十雀、かなしみ、カノン、月の記憶、水の都に雨が降る、The Core Of You、あなたへ〜とお馴染みの曲が披露されました。このスペースの持つ雰囲気のせいか、くつろいだ感じの浜田真理子を、こちらもくつろいで聴き惚れていましたよ。ビール飲みながらね。ラストは再びロンサム・ストリングスが登場し浜田真理子とジョイント3曲。なんと彼女はハンド・マイクでステージ中央で歌ってくれました。ついに彼女の全身を見ることができました。赤系(かな?)の綺麗な柄のドレスだったのですね。今宵の歌姫って雰囲気が漂っていました。歌われたのはカントリーのスタンダード2曲と上野茂都さんの " 煮込みワルツ " でした。俺はこの上野さんの曲を知らなかったので沖縄方面の歌謡ワルツかと思ってました。
 渋谷シアターコクーン、横浜赤レンガホール、吉祥寺スタパと3度目のライヴでしたが、それぞれ違った表情の浜田真理子に出会え、ファン冥利に尽きましたね。


 5月4-5日 晴れ/雨  体調・ふつう

 娘とカミさんの3人で東京へ遊びに行ってきました。元気で店をやっていてくれる70過ぎの両親に感謝です。今回の東京は上野がメインです。だから旅館は根津にとりました。前から博物館やら美術館をゆっくりと廻りたかったんですよ。久しぶりに動物園にも行きたかったしね。娘は「歴史モノ」に興味があって、今回も、おい空海と高野山だぜ、古代ローマ彫刻だぜ、とか言うと「うわ〜おもしろそ〜」などと単純純真に喜んでおりました(笑)。嗚呼それにしてもあの有名な運慶作「八大童子立像」、快慶作「四天王立像」をナマで鑑賞することが叶い大感激です。久しぶりに観たモネの輝きうねる色彩にも感動したな。
 今回の東京は" 家族で上野 " ともうひとつお目当てがあって、それが浜田真理子のLIVEなんですね。4日夕方、家族を根津に残してひとり吉祥寺に向かい、そこでタマちゃんと合流、ふたりでLIVE会場スターパインズカフェヘ入場。LIVEの模様は明日思い出しながら書くことにします。
 音盤日記じゃなかったね。じゃあおやすみなさい。


 5月3日 晴れ  体調・ふつう

 「20世紀少年-16巻」読み終えて(じらすなよ〜)、「ガラスの仮面-23巻」と舞城王太郎「阿修羅ガール」が同時進行中。若葉がきれいです。娘を連れて林の中を散策してきました。行程30分でしたが、タラの芽・木の芽の収穫あり(笑)。
荒井由実「14番目の月」
'76年作品。初めて聴きます。プロデュースが松任谷正隆に変わり(この年に結婚して松任谷由実となったんだっけ?)、ドラムとベースが外人さんに替わりましたね。いかにもなフュージョン・ギターが鳴っているのでアレッと思ってクレジット見たら松原正樹だった。やっぱり思ったとおり" ニューミュージック "アルバムでしたね。まあ、これ以降の松任谷由実があるから余計に初期2作品「ひこうき雲」「ミスリム」が燦然と輝いているんですね、俺の中で。


 5月2日 晴れ  体調・ふつう

 昨夜は近所の中華のお店でヒロシと生ビール&日本酒で盛り上がった。腹も盛り上がってしまった。今日はムラの道普請。半日仕事なんだけど疲れましたぜ。
荒井由実「コバルト・アワー」
'75年、このアルバムの" ルージュの伝言 " がヒットして、ようやくみんなに知られる存在になったんですね。ジャケットもカラフルなイラストに変わり、アッパーなムードを持った曲が数曲入ってるところが前2作との違いです。" 卒業写真 "" 雨のステイション " のようなしっとり系もあるのに、このアルバムのイメージは♪あなたは昔SHONAN-BOY〜わたしは昔YOKOSUKA-GIRL〜♪とか♪バスルームにルージュの伝言〜♪とか♪走り去る車に 小さく投げキッス〜♪なんですよね。ただ、けっこう聴いてるはずなのに前2作品程の愛着はないんですねえ。サウンド・カラーも以前よりクッキリとした感じで、相変わらず茂君(笑、こう呼んでみたかった)のプレイが冴えてます。細野さんは手数の多いプレイが目立ちます。円熟の境地です。ほんとに巧い。
 ここから荒井由実はブレイクするんだけど、俺はやはり初期2作品が好きだな。


 5月1日 晴れ/くもり  体調・ふつう

 昨日から聴いていて書き始めたんだけど、やっぱり月末は忙しい。おまけにお祖母ちゃんは人間ドック、屋根職人さん達も来てくれているし。あっこれは4/30日の話しね。そして今日から5月。うっ五月雨〜♪(by大瀧詠一)ははっ雨降ってないけど連想。大型連休ですか(ため息)。
荒井由実「ミスリム」
" 憂いを秘めてほのかに甘く " なんて言葉を連想しました。荒井由実によると、この初期2作品は"純粋に私小説的"なのだそうだ。うん、そんな趣のアルバムです。私小説的でありながらも女性の普遍的なものが歌われているように感じます。キャロル・キング「つづれおり」を想わせる非の打ち所がない素晴らしいアルバムが「ミスリム」ですね。'74年、荒井由実も「ミスリム」もポピュラーな存在じゃなかったけど、ブレイクしそうな雰囲気が漂い初めていましたね。" 生まれた街で " からラスト曲 " 旅立つ秋 " まで名曲がずらーっと並び、キャラメル・ママ(ティン・パン・アレイと名乗っていたかな?)の演奏もより充実、とくに " あなただけのもの " ではファンクなソウル・テイストを披露、改めて彼等の演奏力の高さを見せつけられたものでしたね。俺はギター弾きだから鈴木茂のプレイにはうなりっぱなし。まさにセンスの塊、ワン・アンド・オンリーなソロとオブリガートに超刺激受けましたね。そうそう " あなただけのもの " のソウルフルなコーラスは吉田美奈子、矢野顕子、大貫妙子、山下達郎の4人です。凄いよね、これがあの時代だったんだよ。
 このアルバムが登場して約30年経ってみて俺が感じてることは、荒井由実とキャラメル・ママによって創り出されたサウンドが所謂ニューミュージックの基本となり、歌謡曲のサウンドはニューミュージック化し、歌謡曲からはじき出された演歌は低レベルに保守化し、ついには歌謡曲は消滅したということ。(やはりと言うべきか、フォークで登場した谷村、こうせつ、さだ、堀内達が抒情歌謡曲歌手又は演歌歌手として生き長らえているけどね)
 まったく「ミスリム」の素晴らしさは揺るぎないな。〜 生まれた街で、瞳を閉じて、やさしさに包まれたなら、海を見ていた午後、12月の雨、あなただけのもの、魔法の鏡、たぶんあなたはむかえに来ない、私のフランソワーズ、旅立つ秋 〜 。
 こうして、荒井由実の初期2作品を聴き直していて感じてるんだけど、これって優れた歌謡曲なんだよね。だから色褪せない。いい歌謡曲はエヴァー・グリーンだから。

 さて、夜はヒロシ・ザ・ドラマーと飲み会です。じゃあね。


 4月29日 晴れ  体調・ふつう

 早朝5時半から道路沿いの空き缶・ごみ拾い、その後近所の班仕事の花壇作り、そして小学校PTAの廃品(空びん)回収と神社のネット張り。ボランティアに勤しむ休日です。休日って俺は相変わらず仕事なんだけどさ。
荒井由実「ひこうき雲」
荒井由実のこのデビュー・アルバムが出た頃、俺は18才だったな。これと「ミスリム」は静かに熱中して聴いていたものだ。「コバルト・アワー」までは熱心に聴いたな。大好きだった。今でも勿論これら初期3枚のアルバムは俺のエヴァー・グリーンですよ。でも彼女のアルバムはここまでしか持ってないんです。何故なら"ルージュの伝言"がヒットしたおかげで、周りの連中に荒井由実を宣伝する必要がなくなったからと、初期2作と「コバルト・アワー」以降ではテイストが変わったからね。松任谷由実になって嫌いになったわけじゃないんですよ、ずっと好きなんだけど、アルバム買う必要を感じなくなっちゃったんですよ。
 この「ひこうき雲」が登場した'73年頃は拓郎、陽水、かぐや姫に代表されるような日本的フォーク・シンガー達が歌謡曲に対抗できる新興勢力として認知され始めた頃で、特に若い人達に人気があったんだよね。俺に言わせりゃあただギター持っただけの抒情歌謡曲歌手みたいなフォーク・シンガーちゃんが好きじゃなかったわけで、洋モノを中心に聴いていたんですよ当時は。すくない例外のなかに"はっぴいえんど"がいたんですね、彼等はもう解散していたけど、メンバーの動向には注目していましたよ。そこに「ひこうき雲」は登場したんです。細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫からなるキャラメル・ママをバックにね。プロデューサーの村井邦彦さんはアメリカでキャロル・キングのレコーディングを見学したことがあって、ダニー・クーチを始めとするスタジオ・ミュージシャン達(セクション?)がヘッド・アレンジで曲を仕上げて行くところに新鮮なものを感じたらしく、日本でも試みてみようと考えていたそうで、それが見事に実を結んだのがこの「ひこうき雲」だったんですね。パチパチパチ拍手喝采。
 曲も演奏も新鮮だし新しかったな。初期3枚が載ってる曲集を買って自分で弾いてみたことがあるんだけど、まったく知らなかったコード使いや転調がでてくるんだよね。こんなの俺の感性にはないよなって、しみじみと敗北感に充たされた二十歳の頃(笑)。いまでも瑞々しく感じられるこの「ひこうき雲」と「ミスリム」なんだけど、その理由のひとつとして(勿論俺的に)彼女の歌唱力の無さがあると思うんだ。だからこそヘンに感情など込めずにきちんと丁寧に歌っている、そこに凄く惹かれてるんだよね。ひこうき雲、曇り空、恋のスーパーパラシューター、空と海の輝きに向けて、きっと言える、ベルベット・イースター、紙ヒコーキ、雨の街を、返事はいらない、そのまま。特に好きな曲は・・・と考えたら、みんな好きだったよ。 


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