7月30日 晴れ  体調・ふつう

 今日も相変わらず暑い。町内の小学校水泳大会もやっている。「なじょもん」はオープンまで秒読みの段階だね。みんな暑いのに忙しい。
V.A.『ハワイ音楽パラダイスvol.1』
Disk.1 は『Hawaii Aloha』と題してスラック・キー・ギター集。このゆるやかな感じが良いんですよ。アコースティック・ギターによる音楽の中で一番好きかも知れないな。ケオラ・ビーマー、シリル・パヒヌイ、サニー・チリングワース、レイ・カーネ、オジー・コタニなどベテランから若手まで、名手の響きを堪能しましょう。もちろんゆったりとね。


 7月28日 晴れ  体調・ふつう

 今日も暑い。ユニクロで買ったアテネ五輪の(安い)Tシャツを着ています。昨日買ってきたセキセイインコのヒナ2羽ですが、手乗りにしようと手のひらに乗せてエサを与えたところ、エサじゃなくて手のひらと指を突かれました。小さいのにクチバシは鋭いんですね。
Johnny "Guitar" Watson『The Best of OKEH Years』
ジョニー"ギター"ワトソンは'96年5月17日、横浜のブルース・カフェでライブ中に急死したんだよね。劇的!。フランク・ザッパのアイドルだった人で、共演もしているし。'50年代と'70年代の彼の音盤は聴いていたけど、この'67年盤は初めてでしかも前半12曲はラリー・ウイリアムズとのデュオ・アルバム。この デュオがかっこいい!スカしたブラザーのイカしたソウル・レヴューてな感じがサイコーです。彼はマルチ・プレイヤーだそうで、ピアノも達者です。なんと「プレイズ・ファッツ・ウォーラー」というアルバムがあって、そこからの2曲が収録されていますが、まあ2曲しか選ばれなかったってとこに「プレイズ・ファッツ・ウォーラー」への評価が知れますね。6曲選ばれているソロ・アルバム「BAD」は彼のペンペン・ギターが全開で嬉しい限り。流麗なフレイジングも必殺チョーキングも無いけど、彼のギターには味がある。"味"で片づけちゃ申し訳ないけど、彼のギターは魅力的だね。


 7月26-27日 晴れ  体調・ふつう

 26日、夏休みのラジオ体操初日。初日ってことで参加しました。27日、今夜は「なじょもん」オープニング・イベントに向けての傘鉾作りです。
Johnny "Guitar" Watson『The Best of OKEH Years』
'67年のジョニー "ギター" ワトソンです。この人独特な"存在の軽さ"が大好きです。やってる音楽に芯がないって言うか。いや、芯はあるんだ、「ジョニー "ギター" ワトソン」と言う揺るぎないヤツがね。
 今日は娘とインコを買ってきました。初のペットで嬉しくて遊んでたら時間がなくなったよ。そんなことで、また明日


 7月24-25日 晴れ/くもり/遠雷/晴れ/雷+夕立  体調・ふつう

 昨日今日と「津南まつり」なんです。うちは町の中心部じゃないから祭りが遠い。なにやらヒマワリ畑も賑やかそう。これも今朝新聞で知った。第一面カラーで津南のヒマワリ畑が載ってましたよ。まったく行動派でない俺。25日夕方、卯の木PTA行事の下見で中津川と清津川の河原を見て回りました。車で10分程度の近くの河原なのに知らない場所が多いなあと実感。
Eddie Lang『Eddie Lang 1927-1932』
ジャズ・ギターのパイオニアのような人ですね。まだアコースティック・ギターの時代。同時代にロニー・ジョンソンがいたけど、エディ・ラングの方が芸の幅が広いかな。ジャンゴとはまた違った感じのメランコリックな風情があるよね。たしか彼はドイツ系?だと思ったけど、そのギターによる音楽には白人ぽさって感じますね。曲によって、キング・オリバーのコルネット、ホーギー・カーマイケルのスキャット、ミルドレッド・ベイリーの歌、ドーシー兄弟のホーンなどが加わって楽しいジャズってやつを聴かせます。


 7月23日 晴れ  体調・ふつう

 今日はムラに二つあるお堂のうち上の堂のお祭りです。毎年暑い最中にやるんですよ。午前10時に飲み物の配達に行ったら、すでに老人達が10人位集まっていました。この堂祭り、俺が子供の頃は盛大に行われていて、夜になると村中の人達が集まり踊りの輪ができ夜店まででたらしいです。(らしい)というのは、夜店の事までは憶えていないんですね。
V.A.『Excello Vocal Groups』
エクセロと言えばスワンプ・ミュージックの宝庫。ジェイ・ミラーのレーベルだったかな。会社はナッシュビルにあったけどルイジアナに強いレーベルでしたね。ことにブルース勢は強力でスリム・ハーポ、ライトニン・スリム、ロンサム・サンダウン、レイジー・レスターとかね、レイジーなダウンホーム・ブルースで楽しませてもらいました。本盤はエクセロのヴォーカル・グループ物ですね。R&Bです。ほとんどの曲が初めて聴くやつです。1曲目グラヂオラス(?)の「リトル・ダーリン」は知ってるな。ドゥ・ワップの有名曲で、後に白人グループ、ダイアモンズでヒットしました。N.Y.やシカゴなど北部のコーラス・グループに比べたらアカぬけなさを感じますが、それが魅力だったりもしますね。ルイジアナには" サウス・ルイジアナ・バラード " と呼ばれる一度聴いたら忘れられないユルくて気怠い感じのバラードがあるんですよ。3連で二つか三つのコードのシンプルな曲調ながらコクがあって、いなたい哀愁を感じさせて良いんですよ。この盤にも勿論入ってますね。
 ルイジアナ気分で夕食は、ご飯が少し足りなかったので俺だけジャンバラヤ(冷凍)を食べましたよ。


 7月22日 晴れ  体調・ふつう

 ちょっとさぼったつもりが、いかんいかんサボリ癖がつきそうだ。20日夜に我等が我楽多倶楽部納涼会を行いました。そこで本年度一大事業の「友部正人LIVE」の開催が決定し、友部さんに連絡をとったところ、10月9日(土)に行うことになりました。よっしゃ!
Kokomo Arnold『Kokomo Arnold vol.1』
Documentのリイシュー盤でここでは'30-'35年録音が詰まっています。ひと頃ココモ・アーノルドと言うと「スウィート・ホーム・シカゴ」の本歌「オールド・オリジナル・ココモ・ブルース」を歌っていたブルースマンとして有名?でしたね。俺もそれで名前を知ったわけですが。彼はナイフ・スライド・ギターの使い手としても有名でそのスタイルはロバート・ジョンソンにも影響を与えているんですね。「ダスト・マイ・ブルーム」の原型となった曲もやってます。
 今日も暑いので、このへんで。


 7月18-19日 晴れ/くもり  体調・ふつう

 昨日は友部さんの『何かを思いつくのを待っている』を聴いていました。夜は近所の「じょんのき」でムラの仲間達と飲み会でした。規則正しく飲んだ(笑)ので二日酔いは無し。
Hannibal Marvin Peterson『Hannibal in Berlin』
例の栄一さん物資。今度はハンニバルですか。暑いね。熱い演奏。'76年のライヴです。ハンニバルは初めて聴きました。その熱くストレートな演奏に好感が持てまする。客演しているジョージ・アダムス(ts)は好きで聴いていたし、彼やビリー・ハーパーが'70年代中頃にやっていた、フリーに影響うけながらもストレートでストロングで黒く熱いジャズは好きだったな。このアルバムもそんな感じがして良いんだよね。


 7月17日 晴れ  体調・ふつう

 3連休なんだね。ま俺にはあんまり関係ないけど。ず〜〜っと湿度の高い日が続いて身体にもギターにもツライよな、などと思っているところです。湿度とギターで思いだしたが、友部さんは愛用のギブソンB-25をN.Y.の自宅(のような所)に置いていたらバキッって音とともにボディにヒビが入ったとのこと。まあ湿気が多いと鳴りは悪くとも壊れることはないよねってことですか。
Les Paul & His Trio『California Melodies』
先月J.A.T.Pの'44年Liveでレス・ポールのジャズ時代を聴いてみて面白かったので本盤をゲット。これも'44年録音のようです。基本的にジャズなんだけど、やっぱりそのギター・プレイはジャズからはみ出してますね。「Brazil」が収録されていますが、メロウでラウンジーなイージーリスニングで、すでにレス・ポールの世界って感じです。彼は音楽的なものを追求するよりギター・プレイを追求していった人なんじゃないかな。だからジャズそのものにこだわりはないみたい。先ずギター・プレイヤーなんですね。そのトーンやリックなどやはり革新的です。当時新しい楽器だったエレキ・ギターなるものに魅せられ、その表現の幅をどんどん広げていった(奏法だけでなく機材などハードの分野でも)パイオニアでありマエストロなんですね。もちろん、まだギブソン " レス・ポール " は世に出てはいません。


 7月15日 くもり  体調・ふつう

 ちょっと読み始めて中断していたオースン・スコット・カードの『消えた少年達』をまた読み始めた。「本の雑誌」で凄く評判の良い小説だったので楽しみ。中断したワケは『燃えよ剣』司馬遼太郎を発作的に読み耽ってしまったからです。
Matthew Sweet『Girlfriend』
ギタリストのロバート・クワインが死んだと雑誌の記事で知った。ヘロインの過剰摂取が死因だという。昨年の奥方の自殺以来ずっと鬱状態だったらしく後追い自殺の見方もあるらしい。ロバート・クワインはN.Y.パンク、リチャード・ヘル&ヴォイドイズで表舞台に(と言ってもN.Y.アンダーグラウンド・シーンでのこと)現れて、その後はルー・リードのバンドでの活躍が有名です。俺の中のロバート・クワインはこのマシュー・スウィート'91年作の『Girlfriend』におけるプレイが印象に残っていますね。追悼の意味を込めて今日はこれを聴いてます。彼のギターは、この歪み、エッジの立ち方、ヤサグレた感じが好きなんですよ。まあそんな感じで聴き始めたんだけど、懐古趣味がヤワでなく、ほろ苦くブレンドされていて良いアルバムですよ。当時これ聴いた時に、無性にバンドやりたくなったもんね。想い出したよ。


 7月13日 雨/くもり  体調・ふつう

 東野圭吾「幻夜」読了。数年前の作品「白夜行」に似たノワールですね。さすが読ませるよね。面白かった。ラストがこうなるとは思わなかったな。
Thelonious Monk『Thelonious Himself』
この前のGlobe Unity Orchestraとこのセロニアス・モンクは恒例の「栄一さん物資」。先輩栄一さんからの差し入れCD(借りてるだけですが)なんですね。俺がCD買えないのを見かねて、ちょくちょく置いていってくれるわけです。サンクス先輩!でもたまにはポップなやつも・・・。あ、いえいえフリー・ジャズも大好きですから(笑)。モンク'57年の傑作です。まさにMonk's Mood!このモンク独特の"間" に唸ります。なんとなく出し惜しみされてるようで、もっともっとと狂おしさすら感じられて。久しぶりに聴いたけど、品格のあるピアノなんですね。顔や風体で判断してはいけなかった。つきなみな呼び方だけど、孤高の巨人ですね。ラスト曲"Monk's Mood" におけるコルトレーンとの共演は、初めて聴いた時(若造だった頃)よりグッときました。コルトレーンのバラードはいいね。


 7月11-12日 雨/晴れ  体調・ふつう

 昨日は雨の参議院選挙。投票の帰りに滑って転んで、自民の敗北を確信しました(笑)。自民うんぬんより小泉のあの小鼻広げてほくそ笑んだ顔が超ムカツクわけで。残念ながらもうしばらくは我慢が必要だな。あの小泉の顔。
V.A.『なつかしの昭和テレビ・ラジオ番組主題歌全集』
「ザ・ガードマン」のテーマ、このエレキ・ギター・インストな感じが好きですね。いつかバンドで演奏するつもりです。バックで鳴ってるSEって感じのヒュイ〜ンヒュイヒュイって音はノコギリかな?(笑)。「11P.M.」のテーマ、これは時代を超えたかっこよさとシャレっ気があります。三保敬太郎曲で演奏は猪俣猛オールスターズ。スキャットは伊集加代さんかな。まったく素晴らしいです!「時間ですよ」のテーマは山下毅雄曲でこれもスキャットがほのぼの良いです。「おはなはん」のテーマはドラマはぜんぜん憶えていないのに音楽は口ずさめるんですよ。舟木一夫「銭形平次」は聴いてて爽快。天知茂が歌う「昭和ブルース」は、う〜シブすぎる〜。「七人の刑事」のハミングも印象深いです。旧警視庁庁舎を空撮したような映像にあのハミングはよく憶えています。が、ドラマの中身は思い出せないんです。優れた主題歌はドラマから放れて一人歩きできるんですよね。そうそう「怪傑ハリマオ」と「少年ジェット」のテーマソングが収録されてないのがヒジョ〜〜に残念。♪勇気だ力だ〜とか、♪真っ赤な太陽 もえている〜。


 7月10日 晴れ/雨  体調・ふつう

 相変わらず暑い。遠雷。そして夕立。
Globe Unity Orchestra『Globe Unity '67&70』
名は知ってたけど聴くのは初めてかな?(忘れてる)グローブ・ユニティ・オーケストラはドイツ人アレキサンダー・V・シュリッペンバッハが主宰するフリー・ジャズのオーケストラですね。'67年と'70年のドイツ録音。まさにコレクティブ・インプロビゼイション(集団即興)です。まじめにフリー・ジャズしてます。本場アメリカより、ヨーロッパ特に北欧でジャズ、なによりフリー・ジャズが盛んなようですが、どうしてなんでしょ?アート・アンサンブル・オブ・シカゴとか生活向上委員会〜渋さしらズにはフリー・ジャズだって楽しいでしょ?って感じの人懐こさを感じるけど、ヨーロッパの人達がやるとじつに真面目な印象を受けるわけで、芸術的っていうか。これってクラシック前衛音楽の影響が強いのかな。まあ本盤のような集団が一斉に絶叫しているような音楽もキライじゃないですよ。


 7月9日 晴れ/くもり  体調・ふつう

 ああようやく金曜日だ。ちょっと嬉しい。土日休みじゃない俺だけど、娘とかみさんが休みだから俺まで休日気分になれるわけ。たんなる便乗型。夕方待望のしかしイマイチの雨。しかも雷と一緒だ。1分ほど停電。
シカラムータ『Ghost Circus』
かつてのチリで民主化・反軍政の街頭運動で歌われた歌とかビクトル・ハラの歌とか「鳥の歌」とかをやるのがシカラムータらしいというか大熊ワタルらしい。どこか猥雑でありながら開放的で爽やかですらある。喜怒哀楽を意識させる音楽だよね。世界中の路上のメロディー。楽器の鳴らせ方が良いね。テクニックより大事なものがあるよ、音楽には。


 7月7-8日 晴れ  体調・ふつう

 昨日は人間ドックでほぼ1日涼しい病院内にいたのでまあ良かったけど、先生に「もうすこしヤセなさい」とは言われたが、しかしなんとも暑い日々でごわす。なんにもやる気が出ないよね。ああ早く涼しい部屋でビールが飲みたい。
シカラムータ『Ghost Circus』
シカラムータはコンポステラから繋がって聴いているから、シカラムータを聴くと必ず篠田昌巳を想い出す。去年フジロックで見ましたよ。それにしても暑いなあ(店内が)。吉田達也は正式メンバーになったのかな?パンクな笛吹と変態魔神ドラマーが合体ですか。真っ正面から庶民的であろうと志すゆえラジカルになってしまう大熊ワタルは凄いと感心する。ああでもちょいと暑くてね。今日はここまで、ごめんなすって。


 7月6日 晴れ  体調・ふつう

 まずはギリシャの健闘を称えよう。ユーロ'04優勝おめでとう。昨夜録画を見ました。でも結果はその前にニュースを見ちゃった(見たくなかった!)のでわかってましたが。決勝戦は、感動の物語の舞台が整っていたのに、主役がコケちゃったって感じ。ポルトガルは不様でしたね。まったく良いところが無かった。眠たいゲームでしたね。ず〜っとユーロ選手権、W杯を見続けてきましたが、今大会ほど低調なゲームの多かった大会は初めて。録画を残したいゲームが一つもないなんて初めてだよ。俺は怒っているぞ。ユーロ'04を見るためにWOWOW解約しなかったのに。もう辞めてやるWOWOWなんて。
青山陽一『ODREL』
青山陽一はメトロトロン時代からずっと聴いてます。好きです。この頃はさすがに宅録臭さがなくなりました。すこし残念。自身の好きな洋楽を無理なく自分のモノとしている所が良いんです。つまりその音楽は洋楽臭い。アンタってアレ好きでしょ?って言いたくなる嬉しさがあるんですよ。リラックスしたグルーヴ感はトラフィックやスティーヴィー・ウインウッドを彷彿させますね。バンドでやってますって感じも好き。ちょっとケチをつけるとすれば、青山陽一は好青年すぎます!だって(笑)。今日も暑い。暑いからこのへんで。


 7月4-5日 晴れ  体調・ふつう

 店内には冷房装置がありません。ああ扇風機はあるんですがなま暖かい風を周囲に送っています。昨日今日と暑くてね。だめですこんな日は。この音盤日記は店番日記のようなもので、店番しながら聴いている音盤について気楽に書き綴っています。店内の特に風の来ないeMac & オーディオ周辺地帯が俺の定位置なんだけど、こう暑いとねえ音盤に対する意欲も集中力も低下しっぱなしで、どうもいかんです。
 そうそう昨夜のTV「情熱大陸」は浜田真理子でしたね。ず〜っと応援してきた歌手がTVで取り上げられて、なんだか照れました。俺が照れるのもヘンですがね。
青山陽一『ODREL』
ず〜っと店内て流れています。なにしろ暑〜いもんで集中力低下中。良いアルバムですよ。明日はきちんと聴くつもりです。ほな。


 7月3日 晴れ  体調・ふつう

 ユーロ'04準決勝のもう1戦。チェコvsギリシャ。主審はお馴染みピエール・ルイジ・コッリーナさん。イタリア人、なんと44才!。この驚き、わかる人にはわかる。さてゲームは予想どうりツマランかった。チェコのタレント達がもっと気を吐けば面白かったんだけど、ネドベドは負傷退場しちゃうし、期待のロシツキは消えてる時間が長いし、タレントを消すのがギリシャの戦術だしね。今大会のギリシャはタイトなマン・マークに徹し、執拗なボール狩りは猟犬のよう。徹底して相手の良さを消すのを戦術として強豪国を破ってきた。これも勝つための戦術として有効なんだけど、見ていてぜんぜん面白くない!決勝はポルトガルvsギリシャ。開幕戦と同じカード、ってこれもまた凄いことになったもんだ。ギリシャに一度負けてるポルトガル、二度続けて負けることはないでしょう。硬さもとれて上昇ムードのポルトガルなら有終の美を飾れるはずだ・・けど。
榎本芝水、水藤錦穣『琵琶』
まさにロンサム・ストリングスですね(笑)。これは「日本の伝統音楽〜巨匠の至芸」シリーズの最後の一枚。ちょっと勉強です。琵琶は7〜8世紀に雅楽と共に唐から伝わった。以来今日まて行われてきた琵琶の音楽は5種類ある。貴族階級による雅楽の琵琶(楽琵琶)、盲目の僧侶が宗教活動に用いた琵琶(盲僧琵琶)、琵琶法師が平家物語を語った琵琶(平家琵琶)、武家の教養としての琵琶(薩摩琵琶)の5種類。明治後期から昭和初期にかけて流行したのは薩摩琵琶と筑前琵琶。以上。テキストは「日本の伝統音楽〜巨匠の至芸」(当BOX付録)。
 本盤の演奏者は錦心流の榎本芝水さんと錦琵琶の水藤錦穣さん。両流派共薩摩琵琶から分派したのだそうです。演目は「鉢の木」「山科の別れ」「石童丸」という語り物。鍛えられた声と節回しに聞き惚れます。う〜ん琵琶は良いですねえ。前から琵琶の音色は好きで、一度弾いてみたいと思ってるんですよ。独特のサワリのような鳴り方が寂しげでなんとも言えぬよか味わいでごわすなあ。


 7月1-2日 晴れ  体調・ふつう

 ユーロ'04も準決勝です。ポルトガルに勢いがついてきた感じ。昨夜見たポルトガルvsオランダは見応えのある良いゲームだった。ここに来て硬さが取れたのか両チーム共動きが良い。特にフィーゴにはキレが戻ったようで勝利への気迫が感じられたし、オランダはダービッツの動きが力強い。フィーゴが再三両サイドを突破しゴール前にクロスを叩き込めば、ダービッツは中盤の底から左サイドを駆け上がりクロスを放った。チーム全体としてはポルトガルの方が充実していたようで、DF陣はゲームを重ねるごとに堅実になってきたし、攻撃陣はフィーゴを中心にデコ、ロナウド、パウレタなどがオランダDF陣を切り崩した。前半のゴールはデコのCKをロナウドがヘッド一閃お見事でした。見事と言えば後半13分のマニシェのミドル・シュート。左ショート・コーナーを受けてそのままゴール右スミへ強烈な一弾。今大会一の記憶に残るミドル・シュートですね。今のところ。マニシェのこの大会での活躍、凄く目立っています。ポルトガルが2-0とリードした後、オウンゴールで1点オランダに献上。しかしそのまま逃げ切り、ポルトガルはついに決勝進出を果たしましたよ。嬉しいです!
 そうそう今日は小学校へ給食を食べに行ってきました。俺達の頃より美味しかったな。
ロンサム・ストリングス『vol.2 New Lost City Ramblers』
5月の連休に浜田真理子の東京吉祥寺LIVEに行きまして、その時の共演者がロンサム・ストリングスでした。メンバーは桜井芳樹(g)、田村玄一(stg)、原さとし(banjo)、松永孝義(contrabass)というちょっとしたメンツ。ミュートビート、ストラーダ、パスカルズ、シカラムータ、ワールド・スタンダード等に参加している人達ですね。なんでも'20〜'30年代北米のストリングス・バンドに触発されてスタートしたらしいけど、聴いた感じはクラブ世代のストリングス・バンド風で、都市的でラウンジイなムードがあります。ラウンジイってのは桜井のギターがそんな感じだからなんだけどね。あとね、ちょっとヤサグレたムードを感じるんだけど。その辺も好きだな。


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月下の遊群CONTENTS
 
ロスタイムにご用心  酔んぐしなくちゃ意味ないね While My Guitar Gently Weeps