8月30日 晴れ  体調・ふつう

 今日も蒸し暑い。これも台風の影響かな?娘は2学期が始まり、店にはじいさん、ばあさん、俺という3人組み、静かで淡々として日常が戻ってきた。
Los Lobos『The Ride』
CCCD国内盤がイヤなので輸入盤で購入のロス・ロボスの新作、といっても春にでたやつですが。(相変わらず)すっげえ良いです!聴き所満載です。今10曲目でゲストはリチャード・トンプソン!あのギターとあのヴォーカル、う〜んクール!11曲目はエルビス・コステロが感情過多(笑)に歌ってますね。1曲目カフェ・タクーバをフィーチャーしたラテン・ロックではガース・ハドソンがいかにも彼らしいマジカルな鍵盤さばきを披露。冒頭から元気全開な感じです。リトル・ウィリー・G、ボビー・ウーマック、メイヴィス・スティプルズなどのソウルフルな楽曲が凄くいかしてますよ。あらためてロス・ロボスというバンドの演奏力に脱帽。ニヤリとさせられたのが彼等だけのナンバーの8曲目。まるでそのギター・プレイはCSN&Y『4ウェイ・ストリート』の「サザン・マン」のよう。オールド・ロック・ファンは泣きます。良すぎます!


 8月28日 晴れ  体調・ふつう

 台風の影響か、ヘンな天気の良さ、風が強いね。娘は明日で夏休みも終わり。自由作品の工作を今日中に完成させると意気込んでます。長い夏休み、お盆過ぎて8月20日を過ぎたころには、子供も親もアキてきて、娘は早く学校へ行きたいって言ってますよ。
Pharoah Sanders『Live』
ファラオ・サンダース、'81年のライブ盤。お馴染み栄一さんのブツです。コルトレーンの後継者と目された俊英もここでは貫禄のジャズ・マン。フリーでスピリチャルな感じは薄れたけど、ストレートでストロングな感じはさすが実力者。サックス特にテナー・サックス好きだから、特に文句はないです。ソウルフルで分かりやすい演奏は一般聴衆への歩み寄りかな。フリーがだめならホンク・テナーでも良いんだし、とにかくこうした黒いジャズは好きです。かつての頃に比べたら物足りなさは感じますが。


 8月26日 晴れ  体調・ふつう

 朝、娘とラジオ体操に。夏休みのラジオ体操も明日で終わりかあ。
The Pentangle『Basket of Light』
レココレでブリトラの特集をしていて、ペンタングルのオリジナル・アルバムが紙ジャケ+ボーナス・トラックで再発されるというので悩んでいます(苦笑)。買おうか・・知らなかったことにしようか・・・。ペンタングルって'70年代に初めて聴いた頃はピンとこなかったけど、その後英国のというかアイルランドやスコットランド、イングランドのフォーク(トラッド)・ソングを聴くようになって、ようやくペンタングルの凄さに気が付きましたよ。ジャッキー・マクシーの素直で美しい歌唱だけでも素晴らしいのに、バート・ヤンシュとジョン・レンボーンという最高のフィンガー・ピッカーのプレイを堪能し、ジャズ畑出身のダニー・トンプソンとテリー・コックスというリズム隊のクールなボトムに心地よく身体が揺れてくる、いやあこれだけ音楽が素晴らしいと幸せを感じますよ。ダニーのウッド・ベースってダイナミックなんですね。あらためて感心。バートのヴォーカルはぶっきらぼうな感じが好きだな。こうなったら紙ジャケ・シリーズ買おうかな。


 8月25日 雨/くもり/晴れ  体調・ふつう

 23〜24日と新潟市へ行って来た。万代島美術館で開催されている『大英博物館展』が主な目的でした。マリンピアとかにも行ったけど。『大英博物館展』は思ってた通り大変興味深く面白かったけど、なにしろ人が多くて落ち着いてマイペースで鑑賞できないのが難点でしたね。古代文明好き(笑)の我が娘も喜んでいたし楽しかった。みやげのミュージアム・グッズはなんとも愛嬌のある「ルイス島のチェス駒レプリカ」です。映画「ハリー・ポッター」で有名になったやつですね。
Richard Thompson『Faithless』
我等がRTの'85年未発表ライブ盤です。音盤愛好家の仁彦アニさんが手に入れてくれたものです。このRTのストラトを弾く写真といい、髪の毛の量といい、サウンドといい、どこかで見知っているなと考えていてピンと来ましたよ。LDを持っているんですよ。RT'84年のカナダ、オタワでのライブ映像なんですが、この時とバンドのメンバーも一緒だし、当然サウンドの感じも同じです。'84年のRTは『Across A Crowded Room』をリリースした頃で、このライブ盤でも『Across ・・』からの曲を多くやってますね。悲しげでありながらも雄々しい歌いっぷり、RTはヤワな歌い方をしないから好きです。そしてギター・プレイが凄い!ピックアップの低音側をボディに埋まるくらい低くセットしたストラトから繰り出される不思議なフレーズの数々に耳が釘付けになります。まさにワン・アンド・オンリーなギター弾き。まさにグレート・ブリテンな男です。


 8月21日 晴れ  体調・ふつう

 うわあ〜もう21日か。新譜買うのを控えめにしてるから未聴盤も少ないし、急かされることなくついついサボってしまう音盤日記です。アテネ五輪連日凄いね、日本の金メダル。日本柔道の一本勝ちは気持ち良いし、競泳の北島を始めとした選手達は逞しいね。逆に男子サッカーにはもっと勝ちに固執した戦いをして欲しかったし、女子バレーは五輪予選の勢いがまったく感じられなくて残念です。
V.A.『Bearsville Box Set disc 4』
ランディ・ヴァンウォーマーの「アメリカン・モーニング」から始まります。間奏をジョン・セバスチャンのオート・ハープが奏でてます。癒されすぎてどうも苦手です。この盤で面白いのはユートピアのロジャー・パウエルによるテクノ・ポップ風「パイプライン'78」、それとNRBQとザ・dB's。NRBQって好きなんだけど、ハマリきれない俺なんですね。う〜ん・・・。dB'sのギター・サウンドは好きです。なんかサエてる人達って感じで、もちょっとヒネクレていればXTCになるね。このバンドにはピーター・ホルサップルとクリス・ステイミーがいたんだよね。ちょっと気になるチェックしてる人達なんですよ。


 8月18日 晴れ/曇り  体調・ふつう

 「小野に鉄棒」を知っている世代の俺だから、アテネの体操団体金メダルにはウ〜ンと感慨深いものを感じる。べつに体操関係者じゃないのにね(笑)。もう世界のレベルに置いて行かれたと思い、あまり注目していなかったし。ただ昨年の世界選手権?で金を取った選手がいるのは知っていたけど、まさか団体で金メダルを取れるとは思っていなかった。感激いたしました。
V.A.『Bearsville Box Set disc 3』
「Just When I Needed You Most」の邦題がなんで「アメリカン・モーニング」なんだかわからないなあ。日本人に分かりやすいタイトルってことかな。作者ランディ・ヴァンウォーマーの大ヒットしたヴァージョンはなんか中庸すぎてイマイチだなと感じていたけど、ここに収録されたポール・バターフィールドとトニー・ウイルソンのヴァージョンは共に凄く良いですよ。この有名曲を最初にリリースしたのはトニーだそうで、トニーはこの美しいシンプルな曲のブリッジ部に小さなサビを付けたヴァージョンでリリースし、ポールの未発表ライヴ・ヴァージョンもトニーのサビ付きで歌っている。これがなかなか良いんだな。もちろん両者の歌唱と演奏も良くて、ポールのバックではバジー・フェイトンのギターが気持ちよさそうに泣いているし、トニーのバックはマッスルショールズのリズム・セクションがほっこりとした演奏で歌の良さを引き立てているしね。
 他にはフォガット、フェリックス・キャバリエ(グルーヴィーイン!)、ユートピアなど、それとびっくりはメンフィス・ソウルの重鎮(ハイ・レコードの社長だし)ウイリー・ミッチェルもこのレーベルでリリースしてたんですね。いろんな経緯があるようで、へえ〜って感じ。


 8月14-15日 曇り/雨/曇り/晴れ  体調・ふつう

 お盆といっても仕事してるから普通の日々です。アテネ五輪が始まったからちょっとオリンピック色ですかね。昨夜は野村と谷が金メダル。申し訳ないけど、柔道が金メダル取ってもあまり感動がないんです、俺の場合。それといいかげんに" 長嶋"ジャパンはやめてくれないかな。野球界がいつまでも長嶋にオンブしてるのはみっともないと思うよ。
Jesse Harris & The Ferdinandos
        『The Secret Sun』
う〜んたしかにジェシー・ハリスは良いね。オヤジ殺しだ。ザ・バンドを想わせる曲もあったりしてね。安心して聴けるってことだけど。これ、ギターが相棒のトニー・シェアーじゃなくてマーク・リーボウなんかだと、もう少しサウンドにトゲが出来て俺好みになるんだけどね。でも聴き飽きしないアルバムです。


 8月13日 晴れ  体調・ふつう

 男子サッカーはパラグアイに4-3で敗れましたね。見てないんですが。4点取られるってのが心配だな。もっと慎重な戦い方ができなかったのかな?強豪国相手にノーガードの撃ち合いでもやったのかな?まあ見てないのでわからないけど。
Lenny Breau & Brad Terry
    『The Complete Living Room Tapes』
レニー・ブロウは'84年に43才で急逝したジャズ・ギタリストです。プレイの特徴はフィンガー・ピッキングによる高度なテクニックを駆使し、ジャズだけでなくカントリー、クラシック、フラメンコなども達者に弾きこなせる幅の広さでしょうか。マッコイ・タイナー、ビル・エヴァンスの曲をギター・ソロで演奏したり、フィンガー・ピッカーならではの繊細なプレイが印象的です。が、やはり好みではないです。


 8月12日 晴れ  体調・ふつう

 女子サッカー五輪代表" なでしこジャパン " の初戦を見ましたよ、深夜に前半だけ。元気はつらつなプレイの連続で全員が上戸彩に見えました(笑)。1-0で先行してハーフタイム、後ろ髪を引かれる思いで寝床に付きました。さて朝起きてTVを付けると、勝ちましたね!すごく嬉しい。日本の女子サッカーってず〜っと不遇だからね。スーパーのレジ打ちとかしながらサッカーしてるんだから。
Lenny Breau & Brad Terry
    『The Complete Living Room Tapes』
これはちょっとつまらなかったな。2CDだから明日も聴いてみよう。ギターとクラリネットの二人によるくつろいだジャム・セッションなんですが。


 8月11日 晴れ  体調・ふつう

 お盆間近、だけど昔のようには忙しくないなあ。うちにやってきた2羽のセキセイインコ。ヒナから育ててましたが、すでに狭いカゴの中で羽ばたいてます。放せば飛んで行きそう。羽の先を切ったほうが良いのかな。なんか可哀想な気がするし。夕方、娘と近所の「なじょもん」へ行って来た。なんとヒマワリが満開。館の美佐子さんによると、この2日の間に一斉に咲き始めたようです。これからお盆までが見頃かな。
Lenny Breau『The Hallmark Sessions』
'61年、二十歳のレニー・ブロウ、カナダはトロントでの録音。これはジャズ・セッションなんですが、バックについてるのがリック・ダンコとレヴォン・ヘルム、あのザ・バンドの二人なんですね。まあ無難にバックをこなしてるものの、ここでトリオのよるジャズのインター・プレイを期待するのは無理なようです。レニー・ブロウは噂通りに達者(20才なのに!)です。だけど「巧いなあ」としか感じないですね。指がいくら流麗に動いてもね、ソウルが感じられなきゃね。ただのギターの巧い青年で終わってしまう。しかし彼にはまだ続きがあります。ではまたあした。


 8月9-10日 晴れ/くもり/雨/晴れ  体調・ふつう

 ようやく雨が降ってくれたけど、まだ降り足らないのか蒸しますね。7-8日と飲み会が続いたので昨夜は休肝日で今夜もその予定。この頃娘がうるさいんだよね。「ビールをのんだら水を飲め」とか「週に二日は休肝日」とか(苦笑)。
Jesse Harris & The Ferdinandos
     『While The Music Lasts』
ノラ・ジョーンズの七光りと言われるんじゃかわいそうだな(笑)。そもそも彼女のグラミー賞アルバムはジェシー・ハリスの楽曲の良さが大いに貢献していたと思うんだけどね。これはジェシーとバンドの新作で、脂がのりきった(ギラギラしてるわけじゃないよ)充実の作品です。良い曲書くよね。バックのサポートも、控えめながら影でこそこそヘンなプレイを楽しんでるって感じで、こうしたバッキングは好きなんですよね。特にN.Yあたりのジャズ・マンはプレイの境界みたいなのが無いから、どんどん越境していて、ここでのバンドもジャズ系の人達のようだけど所謂ジャズをやってるわけじゃないんだよね。まったく、トニー・シェアーのギターときたら俺のイタい所を良くくすぐってくれるよ。セピア調ジャケット写真には古いギブソン(LG-2?)を抱えたメガネの伊達男ジェシー君が写ってますが、彼ひと頃もっと太っていたような気がするが・・・。まあどうでもいい。ジョー・ヘンリーもそんな感じだったけど、セピア色のアメリカが見え隠れしてるような気がするな。ヴァン・ダイク・パークス参加の曲など特にね。ずっと聴いていたい、じつに良いアルバムですよ。


 8月8日 晴れ  体調・ふつう

 ふっふっふアジア二連覇!苦しい戦いの連続だったけど、おかげで予想以上に世間の注目も集めたし、なにより日本代表に逞しさを感じましたよ。素晴らしい!喝采喝采。中国のサッカーは真面目で優等生的な所が日本と似ていたけど、まだ日本の方が一枚上手でしたね。大会で印象に残ったのは中東勢のイヤラシサです。あれはコワイよ。
松永孝義『The Main Man』
コンバスのアルコ弾きによるソロ曲「ラ・クンパルシータ」にびっくり。なんと彼は20年にわたりタンゴ楽団でベースを弾いているんだそうな。芸の幅が広い人だ。ミュート・ビートの僚友増井朗人と矢口博康によるホーンが抜群に心地よい。ドラムには夕焼け楽団〜サンセッツで活躍した井ノ浦英雄とボ・ガンボス〜スウィンギン・バッパーズでお馴染みの岡地曙裕といった実力者二人。ストリングスには田村玄一、今井忍、桜井芳樹というクセ者が揃い、キーボードはエマーソン北村。あと松竹谷清もギター弾いてます。宮武希の歌は初めて聴いたけど、涼やかでいいです。カルメン・マキはビージーズの曲かな?ドスの効いた歌いっぷり。このアルバムはスカ、レゲエ、ハワイアン、ハイライフといった音楽の松永流料理をお楽しみあれって感じなんですね。この適度にユルく心地良い音楽をモリモリ食べて猛暑を乗り切れ!と言いながらもダレてます私。
 さて今日はムラの子供会の行事で夕方からバーベキューです。じゃ〜ね。


 8月7日 晴れ/くもり/微雨/晴れ  体調・ふつう

 今夜はサッカー・アジア杯の決勝だけど、ムラの飲み会があって見られない。残念!
松永孝義『The Main Man』
5月に吉祥寺で浜田真理子のLIVEを楽しんだ時、共演したのがロンサム・ストリングスで、そこのベーシストがこの松永さんだ。ミュート・ビートで名をあげ、以降数多くのバンドやセッションで活躍している知る人ぞ知るベーシストなんですが、まあ一般的知名度は低いよね。これはオビにあるように46才のニュー・アーティストのデビュー・アルバムなんですね。いやあ最高です。気分爽快な音楽ですよ。ああもう時間がない。ではまたあした。


 8月6日 晴れ/くもり  体調・ふつう

 昨夜NHKBSで井上陽水の特番『同窓会』が放送されたのを見逃してしまった。友部さんも出演するので楽しみにしてたのに。他に小室等、高田渡、加川良、三上寛が出演したらしいんだよね。70年代初期の、あの感じを追体験できたかもしれないし、今を生きる彼等があの頃をどう捉えているのか興味があったのにね。痛恨の極み!
V.A.『Bearsville Box Set disc 2』
ベター・デイズの必殺ソング「愛する人が欲しくて」にため息。パーシー・メイフィールドお得意の官能バラードをジェフ・マルダーがぐっとおさえたソウルフルな歌唱でキメて、しかもその上、エイモス・ギャレットの彼にしか弾けない哀愁のギター・ソロで華を添えてますね。ロニー・バロンのピアノが活躍のN.O.調未発表曲も流石の出来映え。ボビー・チャールズの名曲「スモール・タウン・トーク」、アルバム・ヴァージョンではボビーとDr.ジョンとレヴォン・ヘルムの3人でやってるんだけど、シングル・ヴァージョンではジョン・サイモンの演奏するピアノとトロンボーンが薄く被さっていて、これもなかなかの味わい。ジェシ・ウインチェスターの凛とした歌声も良いし、もちろんハングリー・チャックのダウン・トゥー・アースでファンキーで、古臭いようで新しい(当時としては)サウンドも素晴らしい。約30年前のロックが、今聴いてもぜんぜん色褪せていないなんてファンとしてはすこぶる嬉しい。


 8月5日 晴れ  体調・ふつう

 昨夜はPTA行事「ナイターグラウンドゴルフ大会」。役員なので参加してきました。今日も相変わらず暑いけど風がある。
V.A.『Bearsville Box Set disc 2』
俺にとってベアーズヴィルの本丸と言えるのがこのdisc2。ハングリー・チャック、ボビー・チャールズ、ジェシ・ウインチェスター、ポール・バターフィールズ・ベター・デイズという錚々たる面々。当然それぞれの単独アルバムは持っているけど、ここで嬉しいのは未発表ヴァージョンが数多く収録されているんですよ。ジェシなんかLive音源も入ってますね。この当時にこの地で生まれた音楽は良いねえ。しっかし暑い。明日につづく。


 8月4日 晴れ  体調・ふつう、ちょっと鼻水

 昨夜のサッカー・アジア杯準決勝vsバーレーンは凄い戦いだったね。そして日本は逞しく戦い勝利した。しかし中国人観衆の態度は明らかにマス・ヒステリアっぽい"日本バッシング"だね。あれはなんらかの煽っている連中がいて(政府関係かもしれないし)、低所得者の不満のはけ口に"日本"を利用してるのかもしれないよ。決勝戦では中国を敗って、スタジアムをシ〜ンとさせて欲しいもんだね。
V.A.『Bearsville Box Set disc 1』
ベアーズヴィルというレーベルには特別な思い入れがありますね。'70年代中頃の幻の名盤騒動(笑)で出会ったボビー・チャールズ、ハングリー・チャック、ジェシ・ウインチェスターのアルバムから漂ってくるアーシーでハート・ウォームなサウンド。これぞ、俺が求めていたロックだ!と思った。あの頃はね。このdisc1にはグレイト・スペックルド・バード、ジェシ・ウインチェスターという大好きな、どとらかと言えばカントリー・ロック、アーシー・ロックな人達が収録されているけど、やはり主役はトッド・ラングレンかな。シティ・ソウル風味のポップ&ロックの魔術師ですね。「アイ・ソウ・ザ・ライト」「ハロー・イッツ・ミー」だからね。ベアーズヴィルのイメージと結びつかなかったスパークスのヒネクレ・ポップもトッドを聴いた後だとすんなりと聴けますね。ラスト曲はトッドの煌めくポップ・マジック「リアル・マン」。イイッネッ!


 8月1-2日 晴れ  体調・ふつう、ちょっと鼻かぜ

 いやあ「なじょもん騒動」で忙しかったというか気ぜわしかった。1日にオープンした町の施設、農と縄文体験実習館「なじょもん」はワシらのムラにある。ということでムラの衆もおおいに頑張りました。ムラの秋祭りにしか作らない「傘鉾」を作り、オープニング・イベントにはその傘鉾7本がムラの奏楽隊と共に行列行進し、華を添えましたよ。他にパッとしたイベントが無かったから、俺達ムラの衆の傘鉾と奏楽は意義ある出来事だったはずと自画自賛。1日お昼前から夕方までは、会場前テントで「つめたい飲み物屋」さんを開業(アルコール類はなし)、夜はムラをあげての祝賀会ってわけで、忙しかったんすよ。
 今日は昨日の後かたづけと、娘の歯医者と皮膚科に付き添った(どちらもほんの軽症)よ。
プリンセス・プリンセス「19 GROWING UP」
仕事中、カーステで自分で編集したCDを聴いていて「19 GROWING UP」にホロリとしてしまった。プリプリの中でこの曲が好きというより、たんにこの曲が昔から好きで、車の中ではCDに合わせて一緒にガンガン歌う(同乗者がいない時だけど)俺の気分爽快ソングなんですが、今日は歌いながらあることを思い出してシンミリとした。四月に自殺した(らしい)作家鷺沢萌はプリプリの奥井香の後輩だったそうで、その昔、プリプリ解散時のTV番組インタビューで「19 GROWING UP」が大好きだと話していた、あの嬉しそうな表情が思い出されて、それで歌いながらシンミリしちゃったんですね。
 ♪〜 盗み出した彼にも秘密の 女同志少しヤバイ計画
    合言葉は「冴えたやり方」 いつだってパイレーツ気取りだったよね〜♪
俺はね、こんな歌詞にキュンとしてしまうことがある。なんか漫画っぽいよね、でも良いよこれは、好きだな。きっとね、こんな曲を元気に歌う女の子に恋したかったのかもしれないな。青春への憧憬か。書いてて笑えるね。まったくな・・・。


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月下の遊群CONTENTS
 
ロスタイムにご用心  酔んぐしなくちゃ意味ないね While My Guitar Gently Weeps