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10月30-31日 曇り/晴れ/小雨 体調・ふつう |
岬の断崖に立つ白亜の大きな灯台が見えてきた時、あっこれってブラッドベリの「霧笛」だなと思った。塩屋崎灯台はあのSF小説の舞台となった灯台によく似ていた。その似ていた灯台は萩尾望都『ウは宇宙船のウ』の中の「霧笛」に登場する灯台なんだけど、漫画の印象が強くてそれから原作を読んだんだっけな。映画『喜びも悲しみも幾年月』や美空ひばり「みだれ髪」の舞台となった塩屋崎灯台は福島県いわき市にあります。30-31日、ムラの仲間達といわき市へ温泉旅行を してきました。帰ってきての" はばきぬぎ " は近所の食事処 " じょんの喜 " で、さっそく小名浜で買ってきた新鮮なサンマを刺身におろしてもらいいただきました。これがまた美味いのなんの、地酒の熱燗もすすむのなんの(笑)。家に帰り着いた頃には身体も胃もクタクタでした。 |
10月29日 曇り 体調・ふつう |
風邪からきているのか昨夜からお腹の具合がいまいち。食欲はあるけどね。ミュージックマガジン今月号はニール・ヤング大特集で先月号がポール・ウェラーの特集で、その前は忌野清志郎で、こうした特集はレコード・コレクターズできっちりやってくれよ。ヤングもウェラーも清志郎もバリバリ現役だからレココレには向かないってことなのかな。 |
10月28日 晴れ 体調・ふつう |
気楽に読めるやつってことで宮部みゆき『震える岩』を読んでます。"霊験お初捕物控"シリーズですが、続編の『天狗風』を先に読んでしまっているのでちょっと残念(苦笑)。 |
10月26-27日 曇り 体調・ふつう |
『ボブ・ディラン自伝』もうじき読了。小説に比べて時間がかかった。面白くて刺激的な内容なんだけどね。ロバート・ジョンソンに対する記述が流石でした。今読了。ディランの自伝は続刊があるようです。早く読みたい。 |
10月25日 曇り 体調・ふつう |
『必携 妖怪暦 平成十八年度版』「怪」編集部編世界妖怪協会公認(角川書店)てのを買ってしまった。副題「妖怪とともに、幸福な一年をすごそう!」だって(笑)。 |
10月24日 曇り/晴れ 体調・ふつう |
昔の女に逢った。なんてね(笑)。でもね、その瞬間「おまえここにいたのか」って感じでしたよ。新潟市でアルビ戦を見たその日午前、万代島美術館で「名画でたどる日本画100年のきらめき」展を鑑賞しました。そこで以前読んだ岩井志麻子『ぼっけえきょうてえ』のカバーと口絵に使われていた日本画の女性、まさにその原画に出会ったんです。甲斐庄楠音の『横櫛』という大正5年頃に描かれた作品です。これがなんとも異彩を放つ作品で、妖艶でどこか病的で、コワイというか取り憑かれそうな女性画なんですね。甲斐庄楠音(かいのしょう・ただおと)という人はなかなか興味深い人物で、溝口健二監督の時代考証(着物のデザインなど)には欠かせない存在であったようです。また『横櫛』で日本画壇に華々しくデビューしたにもかかわらず『女と風船』で土田麦僊には「穢い絵」と酷評され出品を拒否されてしまったり。まあとにかく、この原画に出会えたことは幸運だったとしましょう。 |
10月22-23日 曇り/雨/晴れ/雨 体調・ふつう |
昨日は新潟ビッグスワンでアルビレックス新潟vs横浜マリノスを観戦。ず〜〜〜っと勝利から遠ざかっていたアルビでしたが、俺達の応援のせいか久々の勝利。ブラジル・コンビがワン・ツゥーで鮮やかに相手守備陣を崩してのゴールでした。しびれた〜! |
10月21日 晴れ 体調・ふつう |
娘が読みたいっていうからベストセラー漫画の『NANA』(矢沢あい)を買ってみた。読んでる漫画にすぐハマってしまう我が親子。さっそくカミさんは娘をハチと呼んでいる。「あっお父さんがいた!」ほらって5巻5P下を指さし、あっほんとだ【竹ちゃん(30)トラネス マネ〜ジャ〜】ってのが俺だった!(笑)丸顔メガネでヒゲあり小太り。我ながらマンガっぽい容姿だと思う。 |
10月20日 晴れ 体調・ふつう |
「...私は一度、午後の時間にモンクを聴きに行き、近くの店でフォークミュージックを歌っていると話したことがある。モンクは「わたしたちはみんな、フォークミュージックをやっているのさ」と答えた。休んでいるときも、モンクは独自の活力あふれる宇宙にいた。そういうときでさえ、魔法の闇を呼び起こした。....」『ボブ・ディラン自伝』より |
10月19日 曇り 体調・ふつう |
小泉首相は靖国参拝問題を外交問題にすり替えることで、国内における靖国参拝支持者を増やすことに成功しつつあるようだ。じつにキタナイそしてアブナイ手法だ。国民の約半分は相変わらず小泉を面白がり、約半分は政治に無力感を覚えている、ように思えるこの日本。な〜んかこの先イヤな感じがする。 |
10月17-18日 晴れ/曇り 体調・ふつう |
『ボブ・ディラン自伝』が面白過ぎる。能地祐子が書いてたように青春音楽小説として楽しく読めるのが良いよね。しかもその文章がかっこいい!これって詩じゃないか!?と思えたりもします。流石ボブ・ディラン! |
10月14-15日 晴れ/曇り 体調・ふつう |
昨日は国勢調査の提出&審査会でした。これで国勢調査員の任務完了。肩の荷が下りたなあ。『古本道場』面白かった〜。古本屋にいきて〜。田舎町に古本屋なんかねぇ〜ぞ(涙) |
10月13日 晴れ 体調・ふつう |
今日も暖かい。Tシャツいっちょ。娘は授業で妙法牧場へいったはず。行楽の秋だなあ。俺は店番だけどさ。『ボブ・ディラン自伝』を読み始めたんだけど、同時にペラペラ読みを始めた角田光代・岡崎武志の『古本道場』が面白くしかも簡単に読めそうなのでこれ先行っちゃおう。 |
10月11-12日 晴れ 体調・ふつう |
昨夜は十日町で焼肉に生ビールにラーメンでした。諸田玲子『こんちき』読了。色男の瓢六と売れっ子芸者お袖のカップル、なかなか魅力的でした。この先楽しみなシリーズです。つぎは『ボブ・ディラン自伝』を読まなきゃね。 |
10月10日 曇り 体調・ふつう |
ジョー・R・ランズデールの『モンスター・ドライヴイン』には参ったね。すっげえヘンなもの読んじゃったよ。B級SFホラー映画小説って気がしたね。ドライヴイン・シアターが舞台ってことを抜きにしても、こんなB級SFホラーな小説、日本じゃ生まれないよな、と考えてたら舞城王太郎『阿修羅ガール』ってちょっと近いかもね。次は気を取り直して(苦笑)江戸モノで行こう。諸田玲子の『こんちき』。カバーが艶っぽいよ。めくるとショッキング・ピンクな時代小説。 |
10月8-9日 晴れ/曇り 体調・ふつう |
『沢田としき原画展』に行って来た。カミさんが絵本好きな仲間達と主催しておるんですよ。会場が近所の"
なじょもん "
なので、娘とその友達二人を引率して(笑)行ってきました。沢田さんの絵本『アフリカの音』にちなんでアフリカン・ドラムのミニ・コンサートも行われていて、演奏後に"ジャンベ・ミニ講座"そして全員参加でジャンベを叩いたり歌ったりで楽しいひとときでした。両手の指が痛くなったけどね。グン・ドゥ・ドゥ・ッパ、グン・ドゥ・ドゥ・ッパ〜♪ |
10月6-7日 晴れ 体調・ふつう |
今日は小学校の校内マラソン大会。喜び勇んで娘の応援にでかけました。素晴らしい秋晴れでちょっと暑いくらいの中、子供達は元気に走っていました。小3のうちの娘は2キロ・コースをしっかり完走、がんばりました。 |
10月5日 曇り 体調・ふつう |
ヒラリー・ウォー『愚か者の祈り』読了。'50年代アメリカ、NY近郊都市の郊外住宅地が舞台のビンテージな雰囲気のミステリ。読んでいてスウエーデンの有名な警察小説マルティン・ベック・シリーズ(マイ・シューヴァル&ペール・ヴァルー)を思い出した。所謂警察捜査小説。部下を罵倒しまくるサル警部のキャラは好きになれないなあ。登場人物に魅力が無いので、謎解き中心パズラー派でない俺にはちょっと物足りなかった。次も翻訳物で行こう。大好きジョー・R・ランズデールの『モンスター・ドライヴイン』。こちらも'50年代郊外住宅地っぽい感じ。なので音楽はサバービアな感じでこの2枚。本年度お気に入りの2枚です。 |
10月3-4日 晴れ/雨 体調・ふつう |
娘は昨日からバス下校。うちの地区の小学生だけ冬期間だけってことのバス下校です。どうせなら登校もバスにしてくれよ!通年バス通学にしてくれよ! |
10月2日 雨/曇り 体調・ふつう |
ウィリアム・K・クルーガー『月下の狙撃者』読了。大満足!シークレットサービス捜査官vs暗殺者。大統領とファーストレディ。ホワイトハウス中枢に巣くう悪のネットワーク。こうした題材、この手の小説に目新しくはないけど、登場人物達の造形が良く、一気に物語に引き込まれた。ハードボイルド・ミステリーの翻訳物、続けてヒラリー・ウォー『愚か者の祈り』へ向かおう。 |
10月1日 晴れ/曇り 体調・ふつう |
10月はいいね。いいはずだね。でもほんとにいいかな?楽しみとしよう。 |
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