|
5月30-31日 晴れ/曇り/雨 体調・ふつう |
武士道とか侍=サムライをやたらと美化するのはイヤだなと思う。たしかに時代小説や水滸伝に登場する武人達の高潔な志には心を打たれることが多いけど、武士というのは人間同士で命のやりとりをするという特殊な職能の人達だと思うことにしている。それに日本人のほとんどは武士じゃなかったんだから安易に日本人=武士道とか侍とかを結びつけないでもらいたいよ。 |
5月29日 晴れ 体調・ふつう |
娘の寝顔が明日への活力だったんですよね。彼女が生まれてからは寝る前には欠かさずその寝顔をのぞき込んではニンマリしていたものでした(じつは見るだけじゃなく頭をなでたり手を握ったりもしてたんだけどw)。ああ過去形だ...。そうです、娘は「今夜から一人で眠るから」とこれまでの親子3人"
川の字"
生活を解消し、自分の部屋に行っちゃったのですよ(泣)。もうおチビちゃんじゃないのね、と観念してますが、ああ寂しいなあ〜つまんないなあ〜。 |
5月26-27日 晴れ/曇り 体調・ふつう |
祝一等賞みはるちゃん!昨日の運動会でうちの娘は生まれて初めてゴールテープを切ったのです。それは100m徒競走5年生第6組でのこと。保育園からずっと徒競走では勝ったことがなく
" 駆けっこがおそい "
が定説(笑)となっていた我が家の娘。初めての一位に本人も家族も大喜び。今朝家族揃ってそのビデオを見るときには、亡くなった祖父ちゃんの遺影を持ってきて一緒に喜び合いました。とさ。 |
5月25日 雨/曇り 体調・ふつう |
昨夜はDVD『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男』を見た。ダイヤル式だったレッコーディング・コントローラーをスライド式に改良した話しを少年のような目で嬉々と語るダウドに親しみがわいた。トム・ダウドは40年代から第一線で活躍してきたサウンド・エンジニアでありプロデューサーで、最盛期'60〜'70年代にはドリフターズ、オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、ウィルソン・ピケット、ブッカーT.&ザ・MG's、ジョン・コルトレーン、オーネット・コールマン、MJQ、ハービー・マン、ラスカルズ、クリーム、エリック・クラプトン、オールマン・ブラザーズ・バンド、レーナード・スキナード、ロッド・スチュワートといった錚々たる面々の代表作に関わったまさに伝説の男だ。この映画はその生涯を描いたものだから、特別「レイラ」がフューチャーされてるわけでなく、駆け足で辿った感じが物足りなくちょっと残念。ちょこちょこ挿入される映像には
" 動くドゥエイン・オールマン "
などヨダレものが多いけど、すべて細切れでくり出され、これがまた残念。この映画の出来はともかく、トム・ダウドの偉大さはよくわかる。 |
5月22-23日 晴れ 体調・ふつう |
田植えも盛り、天気も良くて屋外仕事は暑いねえ。夕方日が陰ったらアスパラ摘みに行ってきます。父が遺してくれたアスパラです。 |
5月20-21日 曇り/雨/晴れ 体調・ふつう |
盛田隆二『ラスト・ワルツ』読了。盛田は前から好きな作家だったので本屋さんにあったこの文庫本を期待を込めて買って読んでみました。これは彼の処女作であり私小説なのだそうです。どうも読んでいてツラかったですね。アルコールとドラッグで堕ちていくシュールな描写など、読んでいて楽しくはなかった。盛田のあとがきにあるけど、最初に「私」を出して失敗する覚悟でこの小説を書いたとのことだ。まあいいさ、'73年新宿のアノ堕ちたくなる感じは俺にも少しはわかるから。 |
5月18-19日 曇り/雨 体調・ふつう |
我が家は屋根雪が自然落下式なので錆びて滑らなくなったら一大事と塗装屋さんに塗ってもらっていました。ついでに家の外壁も塗ったので約2週間かかりました。連休前には店のシャッターが壊れたので連休過ぎからシャッター屋さんが修理に来ていました。職人さん達の仕事ぶりを楽しく見学しながらの店番も本日で終わりのようです。 |
5月17日 曇り/雨/曇り 体調・ふつう |
昨日は午後から小売酒販店の総会&懇親会。会場が十日町駅の前なのですご〜〜〜く久しぶりに野上書店に寄りました。十日町でも数少なくなった町の本屋さんです。文庫本2冊レジに持っていくと店員さんがまた懐かしい女性の方でした。俺のこと憶えていたかな? |
5月15日 曇り/雨 体調・ふつう |
桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』読了。物語は昭和28年に始まる。だから伝説といっても昔話ではない。舞台は山陰鳥取の紅緑村。万葉は"山の民"に置き去られた少女だったが、後に地元有数の富豪で旧家赤朽葉家の嫁となる。物語はこの「千里眼奥様」万葉とその長女で「猛女」の毛鞠、そして毛鞠の娘瞳子、この赤朽葉家三代クロニクルな感じ。とても面白い話しなので、いっそ年代記ではなく万葉と黒菱みどりとの奇妙な友情で一冊、毛鞠と寝取りの百夜で一冊と、それぞれをよりズームアップした物語を読みたい気になった。もひとつ読んでいて感じたのは、これは映画というよりアニメをイメージしてしまう物語だなってこと。これって新しい世代の感性なのかな。 |
5月12-13日 雨/曇り/晴れ 体調・ふつう |
初めて噴霧器背負って除草剤を撒いてきた。父がいなくなって、こうした無賃労働(笑)が増えて困る。出来ない事からは徐々に撤退しないとね。 |
5月10-11日 晴れ/曇り/雨/晴れ 体調・ふつう |
桜庭一樹の『赤朽葉家の伝説』を読んでます。面白いよ。ずっと前に読んだ坂東真砂子『道祖土家の猿嫁』にちょっと似てるかも。といってもまだ三分の一しか読んでないんだけど。 |
5月8-9日 晴れ 体調・ふつう |
チャンドラリアン(だったのか!?)な友人がチャンドラーの特集だよと貸してくれた『ミステリマガジン』を読んでました。2篇の短編新訳「待っている」「ヌーン街で拾ったもの」は共にマーロウ物じゃないけれど、鋭い観察者チャンドラーの繊細な描写は相変わらず。でもそうとうにクドい村上版チャンドラーを読んだ後だから、こちら2篇の短編があっさり味に感じられました。 |
5月7日 曇り/晴れ 体調・ふつう |
綾辻行人&佐々木倫子によるミステリー漫画『月館の殺人』が愛読書の我が娘(小5)は目下、田辺イエロウの『結界師』に夢中である。その娘、「鉄道マニアは
" テツ " でしょ。じゃあ『結界師』マニアは......" ケツ "
かな」と言ってひとりで大笑いしている。若いっていいなあ。 |
5月6日 曇り/雨 体調・ふつう |
ジェス・ウォルター『市民ヴィンス』読了。主人公ヴィンスは被害妄想な小悪党。この被害妄想にはワケがある。取り巻く悪党達のユーモラスな意気の良さはエルモア・レナードを思わせる。他登場人物達のキャラ立ちも良い。原題は『CITIZEN
VINCE』でこの" 市民 "
がこの物語のキモかもね(笑)。「証人保護プログラム」というシステムのことを少しだけ知りました。面白かった。 |
5月5日 晴れ 体調・ふつう |
うわ〜更新時に消しちゃったよ5日の日記。何を書いたのか定かではないが聴いていたのはこれだね。で、こんな印象だったはず。 |
5月3-4日 晴れ 体調・ふつう |
昨日は中学時代の同級生が懐かしいギターを持って現れた。'77年頃の国産アコギでブルーベルのドレッドノート・モデル。当時5万円くらいだったというから高級ギターだ。状態の良いオールド・ギターの響きが心地よかった。夜はもちろん飲みにでた。 |
5月1-2日 晴れ/曇り 体調・ふつう |
「見上げなくても 空はあなたの指先から始まっている あなたの想像力さえ超えて 限りなく」谷川俊太郎『写真ノ中ノ空』より。 |
前月の音盤日記(白地は音盤BANBAN) |
月下の遊群CONTENTS |