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8月30-31日 曇り 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
リハーサル中の友部さんとふちがみとふなとさん。会場は津南町卯の木『なじょもん』 |
8月29日 雨/曇り 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
S・J・ローザン『冬そして夜』読了。ああ気忙しくて...感想は後ほど。 |
8月28日 晴れ/曇り 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
娘の学校は2学期制(津南町立の小中学校も今年から2学期制かな)なので今日から1学期後期がスタート。といっても夏休み中もお盆前後以外はずっと学校へ行ってたから、夏休み明けって感じがぜんぜんしない。夏休みって言葉は小学生のためにあるのかなあ。 |
8月26-27日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
天気は良いけど朝夕涼しい。もう秋な感じもする。長雨と日照不足の夏だった。野菜にはすでに悪影響が出ている。米の出来が心配だ。 |
8月25日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
今朝の新聞には昨日の甲子園の熱気と興奮が踊っていた。俺も高校野球に興奮させられたのは久しぶりだ。「感動をありがとう」だなんて陳腐な言葉だと思っていたけど、昨日の日本文理の戦いぶりには素直に「感動をありがとう」と言おう。 |
8月23-24日 晴れ/雨/晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
昨日は友部さん出演の大地の芸術祭イベント『BankART〜Butterfly
Dream』を鑑賞、というか友部さんの付き人運転手として半日を過ごした。リハから本番までの時間を利用して友部さんユミさん御夫妻と芸術祭の作品を見て廻った。アート好きな御夫妻は今日もBankARTの友人に案内されて芸術祭鑑賞に飛び回っていることでしょう。 |
8月21-22日 曇り/雨/晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
東郷和彦『歴史と外交』読了。東郷和彦は外務省欧亜局長やオランダ大使などを歴任した外務省キャリア外交官で父もキャリア外交官で祖父東郷茂徳は太平洋戦争開戦時と終戦時の外務大臣。つまり貴族的ともいわれる外務省外交官一族なわけだ。そんな東郷による「靖国・アジア・東京裁判」論である。本人曰くイデオロギー的には右でも左でもなく中立に近い立場で書いたとあるけど、階級的な上から目線(本人は気付いていないだろう)な論考だと思う。東郷のような戦時体制を指導した支配者階級に連なる一族だからこそ、もっと国民に対して真摯な反省と謝罪の言葉が聞きたかった。つまり戦争に負けて、国民と国土をどん底に突き落とした責任は東京裁判じゃなくて直接国民によって裁かれその上で国民にたいしての謝罪が必要だった。ところが国民に対する謝罪をなんと「一億総懺悔」なんていう姑息な手段にすり替え、戦後ものうのうと生き延びた戦時体制指導者の多かったこと、これこそ戦後日本の病理だ。ヒトラーとナチスを完全否定し拒絶し続けることから戦後社会を築いたドイツに対し、日本は戦争責任を曖昧にしたことで戦後無責任社会を築いてしまった。と庶民な俺は考えているわけだ。 |
8月19日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
大島真寿美『虹色天気雨』読了。女友達小説です。男なんかいらないわ小説です。女達の元気さを楽しむ反面、男達の影の薄さに現実世界を重ね合わせ、へんに納得できるところがビミョーに寂しかったりするなあ。現にカミさんと娘は父をおいてディズニーランドへ遊びに行ってるし(笑)まあね、「女が元気=平和」ということなんだな。 |
8月17-18日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
お盆も過ぎてようやく休みがとれたので友人と大地の芸術祭を見て廻った。途中でデジカメのバッテリーが切れたので多くを写せず残念だった。どの作品にも多くの人達が訪れていて、この芸術祭の賑わいぶりにあらためて驚く。県外ナンバーの車も多く、この日見かけたナンバーで一番遠いのは鳥取だった。廃校を会場とした作品も多く、この日は数えて5校廻ったわけだが、俺はこの廃校というものに弱くて、作品とは関係なくなんとも悲しくなる。かつて賑やかに楽しい運動会が行われたグランドの今は荒れはてた景色には、芸術作品以上に感情を動かされた。 |
8月16日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
西加奈子『きりこについて』読了。どうもピンとこなかった。猫好きではないせいか?絶世のブスと猫が主人公で、そのどちらにもピンとこないまま、さらっと読んでしまった。 |
8月15日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
俺が生まれたのは「もはや戦後ではない」が流行語となった昭和31年だ。それでも戦争は昔話ではなく、すぐこの前のことのように語られていた。小学生の頃の俺は戦争に怯えていた。もし戦争が起こったらどうしよう。戦争に行くのはヤダな。人を殺したり殺されたりするのはヤダな。マジに戦争が怖かった。だから大人達が「もう戦争はしない」と言ってることに少しの安堵感はあった。その頃祖父ちゃんに訊いた「また戦争がおきたらどうする?」、すると祖父ちゃんは「国のために戦う」と言った。祖父ちゃんには国(お上)に逆らうなんて気持ちは毛頭なかった。俺はその頃から漠然と国(お上)といものに不信感を持つようになったと思う。時として国というものは純粋に故郷や国土や日本人を意味しない。「国のため」と「お上」から言われる「国」とは国家権力そのものだからだ。ダメな国家権力は国をダメにし国民を不幸にする。この前の戦争のように。 |
8月14日 雨/曇り/晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
レス・ポールが逝った。94歳の長寿を全うした。90過ぎても現役でギターを弾いていた偉人だった。お昼のNHKニュースで、その死を映像を交えて丁寧に伝えてくれた。そのギターと共に「LES
PAUL」という偉大な名を遺した素晴らしい人生だった。ブラボー!レス・ポール!そして合掌 |
8月13日 曇り/雨 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
三浦しおん『神去なあなあ日常』読了。高校出たらまあテキトーにフリーターで食っていこう、「将来」なんて全然ピンとこないから考えないようにしていた少年が、卒業式終わって担任から言い渡された就職先とは?そこは三重県山奥の神去村。いきなり林業に従事するハメとなった無気力少年の成長記なんですね。『忘れられた日本人』読んでこの山奥林業小説にきたから、その古くからの風習など似た感じがあり、とても面白かった。ともあれこちらは青春小説でもあるので恋有り...う〜んあとは山ばっか(笑)。御神木ジェットコースターがとにかく凄かったな。 |
8月10-12日 雨/曇り/晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
忙しくて日記に向かえなかった。宮本常一『忘れられた日本人』読了。"旅する巨人"
宮本常一の代表作をついに読みました。「土佐源氏」凄いね!大河小説のごとき文学だよね。でもノンフィクション。俺が小さかった頃、国道は狭い砂利道だった。ムラの家々は茅葺き屋根で、小さな玄関の引き戸を開けると土間があって土間の横に牛が飼われていた。養蚕も盛んでムラのまわりは桑畑そして家の中には蚕棚があった。耕運機が普及し牛がいなくなると、その場所が機織りの部屋に替わった。絹織物の出機(でばた)が盛んな頃だった。その後十日町の絹織物が斜陽となり出機も姿を消した。今は高齢者を除けばムラの働き手のほとんどが勤め人となった。これは俺が記憶しているムラ(卯之木)の変わり様だ。宮本常一はこんな話しをより細密に収集しながら、日本全国を歩き廻った偉大な民俗学者だった。この本で語られているのは明治から昭和初期のムラの生活史。特に驚かされたのが「夜這い」「歌垣」などの風習に見られる大らかなセックス。昔ってこんなに解放的だったんだ! |
8月9日 曇り/雨/曇り 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
昨夜は大地の芸術祭イベント「富山妙子〜『蛭子と傀儡子(ひることくぐつ)』映像とコンサート」へ行ってきた。演奏者が高橋悠治と聞けば行かずばなるまい(笑)。よく知りもせず勿論ファンというのもおこがましいが、なんと言っても高橋悠治である。やはり元気なうちに見ておかねばという感じで行ったのですが、その演奏がなかなか興味深く面白く楽しかった。高橋さんのピアノとAYUO(高橋鮎夫だと思う。親子だと思うが..)のギターとブズーキ、そして柴田暦のヴォーカルとフルートという編成でした。富山妙子さんは80代で高橋悠治さんは70代だと伺い、その老骨に鞭打ち世の不正義と戦う姿に感動を覚えた。富山さんのお話しの中には韓国の反独裁民主化運動詩人金芝河への共感や日本の戦争責任など、政治や社会を芸術がどのように照射すべきなのか、その強い姿勢が印象的だった。会場となった旧清津峡小学校では富山さんの作品展「アジアを抱いて 富山妙子の全仕事展1950-2009」が開かれていて開演前に鑑賞した。描かれた群衆がすべて前を向いていることに興味をそそられた。見るこちらは、群衆ひとりひとりと対峙させられる感じで、やはり強い訴えを伴った表現なのだが、なにかしら怖さも感じた。 |
8月7-8日 曇り/雨/曇り 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
天気わるいなあ。胃がちょっと夏バテ。というか二日酔い。 |
8月5-6日 晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
昨日は南魚沼市の総合庁舎まで出向き、9時から4時半までみっちりと「食品衛生責任者講習会」なるものを受講してきた。これ受講しないと商売ができなくなるから(笑)。講師は保健所OBの人達なんだけど、どうも聞き取り辛かったり要点が散漫になったりで、けっこう高い受講料払ってるんだから、もうすこし講師としての腕を上げて欲しい、ってのが受講した率直な感想でした。 |
8月3-4日 曇り/晴れ 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
3日は午後から、娘を誘い大地の芸術祭の作品を見て廻った。今回の作戦は(笑)遠い山奥の作品から攻めて行こうと決めていた。家から車で50〜60分といった範囲内に約300点の作品が点在しているこの芸術祭(越後妻有アートトリエンナーレ2009大地の芸術祭)、パスポートに作品鑑賞のハンコを押すのも楽しみに、まるでオリエンテーリングのように地図をたよりに夏山を駆け廻るのだ。この日行ったのは十日町市松代地区で写真は左上が儀明劇場、右上は脱皮する家、左下が地震計、右下が奴奈川舎。 ●ALLEN
TOUSSAINT『THE BRIGHT MISSISSIPPI』 |
8月1-2日 曇り/雨/曇り 体調・普通 アマゾン.com 自粛中! |
北方謙三『楊令伝
十』読了。禁軍総帥の童貫亡き後、宋は北から金の侵攻により江南へと本拠を移す。各地に軍閥が興る中、新しい国造りを目指す梁山泊。合戦シーンが減ってちょっと静かな物語となった本巻。黒騎兵を率い疾走する楊令の姿を見たいものだが...。 |
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